2015-01-01から1年間の記事一覧
1980年から1996年まで、イギリスのドニントンパークで毎年8月に行われた野外ロツク・フェスティバル“モンスターズ・オブ・ロック”。 その記念すべき第1回の模様をダイジェスト収録したLP(!)が、 「MONSTERS OF ROCK」 収録バンドは、スコーピオンズ、エイ…
私にベレッタのエアガン/モデルガンを買わせる原因となった作品が北米版で登場。 「さばげぶっ![北米版BD-BOX]」(2014年7-9月/太田雅彦監督) 残念ながら国コード有りで英語強制字幕(英語吹き替え無し)。 ご丁寧な事にネタ元の解説まで入っています…
人は東宝東和に騙されて大人になる…。 大小さまざまな(大人の)階段を用意してもらいましたが、その衝撃と脱力において初体験クラスの通過儀礼となったのがコレ。 「メガフォース」(1982年/ハル・ニーダム監督) 久しぶりに見返しましたが、ここまで大味…
午前2時過ぎ、深夜の癒し。アバンで5分に及ぶ無声映画。わらしべ生徒会長物語。 映像にピタリと嵌る、いかにもサイレント・ムービーなBGM。それ以外は完全無音。 ひとつの善行が数珠繋ぎに連鎖していく展開は会長のキャラにぴったり。心が洗われていきます(…
オズフェス最終日に足を運んだ知人が「オジーの状態(コンディション)が酷すぎる」と文句爆発。要するに“歌が滅茶苦茶下手になっている”と。さすがのオジーも寄る年波には勝てなんだか。奇特な人が当日の様子を何曲かTUBEにあげていたので覗いてみたら…。お…
古典的名作に監督名、それもジャンル映画の監督名が枕詞として付くとどうなるか。 “サム・ペキンパーの忠臣蔵”、“アレハンドロ・ホドロフスキーの羅生門”、“ジョン・カーペンターのキリスト物語”etc. あさっての方向に期待値(とハードル)が跳ね上がります…
『ひとつだけ訊いていいかな。 僕たちが憧れたあの偉大な剣客は、今の僕らのように笑えていたかい?』 『くだらねぇ事を訊くな。こんな熱い試合を楽しめねぇヘタレがラストサムライなんて呼ばれるわけがねぇだろうが!』 命のやりとりの最中、思わずこぼれ…
『俺たちは型にはまった生き方をして、酷い目に遭っている。女の望む男も目指した。頼り甲斐があって、大人で、家庭的な男だ。だが女達は、そんな男に退屈を感じるんだ。もう振り回されたりはしない。“お座り”も“伏せ”も “死んだふり”も御免だ!』 てっきり…
初見の時は原作とのあまりの隔たりに殺意にも似た感情を覚えたものですが、あれから月日は幾星霜。 歳も取ったし、原作は忘れて大林のファンタジーと割り切れば、それなりに楽しめるのではあるまいか? と思ってリマッチ敢行。 アドレナリンが分泌される事は…
『目が覚めましたか? ずっと目覚めなければ良かったのに…』 毎度おなじみ、公人の専属メイド、九条みゆきの朝の挨拶。どう聞いても罵倒語なのですが、この一瞬前の映像を映すことで、180度違う内容に。 ぐはあ、そういう意味だったのかぁ。 視点を少しずら…
会社斜前の中華屋で唐揚げ付炒飯なんぞをかきこんでいたら、やたら景気のいいフラメンコギターの音色が。おっとこいつは77年の大ヒットナンバー、 悲しき願い by サンタ・エスメラルダ ではないですか。恥かしながらずっとオリジナルは65年のアニマルズ・バ…
「あなた、こういう映画好きでしょ? よかったら一緒に… たまたま知り合いからもらっただけなんだから。勘違いしないでよね」 京子を映画に誘う練習をしている綾乃。あれ? このシーン観たことあるぞ。原作は未読なのにおかしいな…。 …あ、前回の「庶民サン…
ブラック・サバスで1枚と言われて本作を推す人は稀だと思います。大抵はオジー在籍時の1st~4thのいずれか、ロニーなら「Heaven And Hell」、後期のファンならトニー・マーティン、コージー・パウエル在籍時の「Headless Cross」か「TYR」辺りではないでし…
ん、エレノア(ファムケ・ヤンセン)の再婚相手ってこんな貧相な悪人顔だったっけ?もちっと金持ちらしい知的でスマートな風貌だったような気が…と思ったら俳優変わってんじゃん(ザンダー・バークレイ→ダグレイ・スコット)。 左が本作の再婚相手、右が1作目…
宇宙空間を映し出すスクリーン。その上方から巨大な宇宙戦艦がゴゴゴゴゴ…とフレームイン…したと思ったら、あっという間に最後尾のエンジンノズルが…って短過ぎるだろ! 真似るならちゃんと真似ようよ(笑)。 「スタークラッシュ」 (1978年/ルイス・コー…
未確認生命体(UMA/奇獣)もいよいよ真打ちクラスが登場。 海底から神話が、地底から伝説が甦る。 「影鰐 KAGEWANI/第6話・深淵、第7話・切斬」 (2015年11月6日、13日TOKYO MX放送/高嶋友也監督) 南極で潜水艇を襲った謎の生き物。その全景が映し出され…
順番が逆になってしまいましたが、9月18日にご紹介した「パトリック 戦慄病棟」(2013)のオリジナル版を。 「パトリック」(1978年/リチャード・フランクリン監督) お話の骨子はどっちも一緒。昏睡状態の青年パトリックが、担当看護婦キャシーを独り占めす…
さまざまな分野で活躍する原型師、造形師、イラスト作家などが“怪獣”をテーマに自身の思う解釈・見解を直接作品へぶつけまくるACROのKAIJU RemixSeriesの最新作が発表されました。 今回のモチーフは“三面怪人”ダダ。 一人で3パターンの顔を持つ宇宙人です…
11月10日にお知らせした通り、初代レザーフェイスを演じたガンナー・ハンセンさんがお亡くなりになりました。 11月7日。膵臓癌。68歳。 曼荼羅畑のキービジュアルにしてオールタイムベスト不動の1本「悪魔のいけにえ」。 ジム・シードウ、マリリン・バーンズ…
この脚本を書くのに2年掛かった…だと? 最初の1行書いてから23ヶ月くらい気絶していたのか。もしくは書き始めた瞬間、宇宙人にアブダクトされて23ヵ月後に解放されたのか。 一体どこから突っ込めばいいのか。途方に暮れるとはこのことです。 「キカイダー R…
OP後の提供絵が赤座あかり(!)。毎週どこかと(内容的に)シンクロしている「ゆるゆり」ですが、今週は局を跨いだ出張営業。 恐るべし、一迅社。 「俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツされた件/第5話・友達だけ」(2015年11月8日深夜BSフジ放…
In The Beginning There Was Silence AndDarkness All Across The Earth (はじめに静寂と暗黒が地球上を覆っていた) The Gods Made Heavy Metal And They Saw That It Was Good (神々はヘヴィ・メタルをお創りになり、それを見てよしとされた) They Said…
『警備部のお歴々に元特車二課第一小隊隊長から伝言があります。 私に手を触れるな、と』実物大イングラムやら光学迷彩戦闘ヘリやらCGやら4Kやら盛り沢山の見せ場がありましたが、南雲しのぶ(榊原良子)の『久しぶりね』の一言が全部持っていってしまいまし…
チーム対抗フラッグ戦。戦術とチームワークがモノを言う頭脳戦。 悪役を際立たせ、仲間の絆を醸成する“見せ場”です。4話・5話の前後編。作り手もそれなりの意識はあったのだと思いますが…。 盛り上がらない(泣)。 結局、個人的見所は、相手チームのリーダ…
『私、この病気が治ったら、本気で婚活するんだ…!』 『私は、私に生まれて幸せです』 松来未祐さんの最期のブログ(しかも誕生パーティ)を眺めていたら何ともやるせない気持ちに…。 クー子の出番は多くありませんでしたが、銀幕にかかった最後の作品とい…
スクリーンの映像(観客には見えない)に合わせて効果音を付ける男たち。スイカを鉈で割り、ハンマーで砕く。ドカ! バキ! グシャ! 『こういう内容だったとは…。乗馬の話だと聞いていたが…』『馬に乗る女の話だ。ここはもう乗れなくなるシーン』入り口には…
ハーレムの要件とは何でしょう。魅力的な女子たち? 勿論、ツルペタから巨乳、幼女から年上、ツンデレから熱烈アタック派まで、タイプ別女子は形としての与件。 しかし、最も大切なのは男から見ても「そりゃ惚れちまうよなぁ」と思える説得力ある主人公の存…
♪蔦の絡まる遺跡で 命を捧げた日~ メキシコ旅行に来た男女4人の好奇心が裏目に出て死体祭り。テンプレートではありますが、無駄に説明をしない脚本とデジタルに頼らない撮影が効を奏してなかなかに見応えのある出来になっています。 「パラサイト・バイティ…
昔、怪獣。今、UMA。現代版「ウルトラQ」の佇まい。平成リメイク版「ネオ・ウルトラQ」はぐったりがっくりばったりぽっくりでしたが、こっちはかなり“いい感じ”。 雰囲気×味わいの絵柄。夜の大人の紙芝居(淫靡な意味ではなく)。 「影鰐 ‐KAGEWANI‐/第1-5…
バンド自体は以前、『グラムロックに恋狂い』のタイトルで紹介済みなので、今回はアルバムメインで。 「甘い誘惑 Give Us A Wink/スウィート SWEET」 68年、イギリスで結成されたSWEETの76年作。 SWEETのアルバムは国によって収録曲や曲順が異なり、その間…