ヒロインズの間に“胸囲の格差社会”が存在することは前回触れましたが、女子力にも超えられない壁があるようで…。
料理から片付けまでオールAと言って良いうるか。対して全料理不戦敗な文乃と片付けに関しては廃人レベルの真冬先生。
真冬先生には「ギャップ萌え」という大逆転技が(ギリギリ)通用しますが、その姿を晒していいのは成幸だけ(真冬先生の料理センスについては後日明らかになるでしょう)。
文乃のキッチンに至っては何人にも知られてはならない乙女の奥座敷。開けるわけにはいかない扉がそこにあります。
「ぼくたちは勉強ができない!【2期】/第2話・先人の誇りは時に[X]どもの事情と背反す」(2019年10月12日深夜BS11放送/北川正人演出)
あしゅみぃ先輩のバイト先メイド喫茶「High Stage」の新規事業“家事代行”をアシストすることになった成幸。あしゅみぃ先輩と向かった記念すべき最初のクライアントは…。
真冬先生でした。成幸はともかくあらゆる秩序の崩壊したあの部屋を元生徒のあしゅみぃに見られるわけには…。
万能選手うるかを挟んで〆は文乃。日頃、成幸に「女子力MAXで料理は和洋中なんでもござれ」と豪語している手前、久しぶりの料理をしたら未曽有の惨状を迎えてしまったキッチンを見られるわけには…。
『どうかこれにてお引き取りを…』
Bパートは自宅で小テストの作成中にPCのバッテリーが切れて徹夜する羽目になった真冬先生の受難。
この世のものとも思えぬ睡魔に耐え抜いてようやく帰宅したら玄関の鍵がない!
偶然通りかかった成幸と道々を探すも見つからず。改めてバッグの中を確認。
『なんですかこれ?』
『それは関係ないわ USBメモリケースよ。驚きなさい。何と1つに6本のUSBメモリを収納できる業物…』
ヒロインズは驚いたり困ったりするとデフォルメ顔になりますが、真冬先生は特に可愛いです(これも一種のギャップ萌えなのか)。
毒舌が冴えわたる文乃も健気にも程があるうるかもGOODですが、やはり個人的イチオシは真冬先生ですね。
※ニオシは“緒方大好き”関城紗和子だったりするのですが、次回はその紗和子回。楽しみです。
おまけ
PCのバッテリー切れを起こした真冬先生に「自宅ならコンセント繋いでおけよ」という批判が出てましたが、原作では繋いでいる描写がありました(いつの間にかコードが抜けていたという)。まあドジッ娘であることに変わりはありませんが。
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★本日10月16日は(勉強には欠かせない)「辞書の日」
辞書と言えば…
★★★★★★★★★追悼:ロバート・フォスター★★★★★★★★★
俳優ロバート・フォスター氏がお亡くなりになりました。
10月11日。ロサンゼルスの自宅にて。脳腫瘍。78歳。
第70回アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた「ジャッキー・ブラウン」も捨て難いですが、ロバート・フォスターと言えばやはりこれ。
ご冥福をお祈りいたします。