≪射撃もスポーツ。暑さなんか気にしていられない。でも…爽やかさが全く無いのは何故!? その上、痩せないし…≫
競技者が(人差し指以外)微動だにしない、個人競技なので連携プレーもない、そして何より致命傷《必殺技がない》(「ジャコビニ流星撃ち」とか「外道照身霊破光線撃ち」とか)。
ありとあらゆる派手さを排除して最後に残った地味の佃煮“ビーム・ライフル射撃”。
私、的の中央に当たると王冠が光るってシステムはゲーセンっぽさを助長して駄目だと思います。
2話にしてアニメ素材としての構造的欠陥が明らかに…(ってまあ1話で十分予想していた事ですが)。
「ライフル・イズ・ビューティフル/02・部活・イズ・ファニー」(2019年10月23日深夜BS11放送/水本葉月演出)
で、2話にしてお約束の大技。動きが無いのなら動きのあるスポーツシーンを入れればいいじゃない。
という訳で、いきなり飛び道具「野球回」(体育の授業のソフトボール)。
しかし、主役がまさかの運動音痴。補佐役のいずみも残念無念。
『本の知識だけのつまらないマニュアル人間だって分かってるけど』
実はポンコツ率高いです。射撃部。
やっぱ題材に難があるよなあ。もう実際の競技とか無視して動きのあるオリジナルルールでも作らないと魅せるのは困難なのではあるまいか。例えば、
- チーム戦のサバイバル方式にする(「うぽって」「さばげぶ」「青春×機関銃」「ガンゲイル・オンライン」)。
- 個人戦としてもステージ指定のコンバット・シューティングにする(「ダーティハリー2」)。
- ビーム捨ててファスト・ドロウ大会優勝を目指す。
- 射撃はおまけと割り切って放課後ティータイムに徹する(「けいおん」)。
- ひたすらひかりの胸を愛でるフェチアニメにする。
とか…。
胸と言えば、ひかりの胸は折り畳み収納可能なのか? 着痩せすると言っても限度があるぞ。
このまま全国大会県予選目指して他校と練習試合という流れだと相当キャラ立ちの良いライバル(突き抜けた変人)を集めないともたない気が。
あと練習や授業の時の音楽が「ガルパン」に似すぎ。もうちょっと個性出そうよ。
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★本日のテレビ放送【18:25~BS朝日】