『あーすっきりした』(レーナ)
何でしょう、言葉とは裏腹なモヤモヤしたすっきりしない感。
この感じ…以前どこかで…ああ、「ダイハード2」だ。
「私、能力は平均値でって言ったよね!/第6章・もう森へなんて行かないって言ったよね!」(2019年11月11日深夜BS11放送/久保太郎演出)
盗賊を一掃して爺ちゃん率いる商人の隊列を無事目的地に送り届けた赤き誓いの面々。
街観光が修学旅行のようだとはしゃぐマイル。
新たな商品運搬の仕事で再び街を離れる爺ちゃんら。
盗賊は退治したから道中は安全…ではありませんでした。
新たな盗賊の軍勢が商隊を急襲。ひとり逃げ帰ることに成功した者以外全員惨殺。
で、怒髪衝天のレーナが独断専行。しかし、相手側にも強い魔法使いがいて苦戦。
追いついたマイルらの前に現われたのは盗賊を名乗る統率された部隊。
『あなたたち、軍隊ね…』
通商破壊を目論んだ隣国の軍隊が盗賊を騙って商隊を襲撃、殺戮を繰り返していたのでした。
あとはまあ、赤い誓いのメンバーがトンチの効いた攻撃で軍勢を倒し、レーナは敵ボスを焼かずに生き恥を晒させる事を選ぶ、という展開。
『靴底が斜めに削れて、内側にトゲトゲの小石が入れ!』
最後に死んだと思っていた爺ちゃんがひょっこり帰ってきて「よかった、よかった」。
確かにレーナは成長し、メンバーの絆も深まって大団円ではあるのですが、すっきりしません。
生存者が2名いたとは言え、その他の商人は全員斬殺されたわけで。
このモヤモヤ感。「ダイハード2」以来です。
空中待機の飛行機を無事滑走路に誘導し、わっほーわっはー万々歳で終りましたが、その前に1機、敵の誤誘導で激突&大炎上してましたよね。
大型旅客機1機ですよ、死者数百人です。
いくら他機が助かったとは言え、諸手を挙げて喝采を叫ぶ気分にはなりませんでした。
本作のようなギャグメインにおけるシリアスの匙加減って難しいですね…。
あとはポーリンの大復讐劇とマイルを追ってきたマルセラら3人との邂逅ですが、もーちっと「このすば」寄りのテイストにして欲しいなあ。
おまけ
「らき☆すた」こなたなマイル
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1871(明治4)年のこの日、廃藩置県によって大分県が誕生しました。 大分県と言えば、
※全く同じ理由で「埼玉県民の日」でもあるのですが、すみません、そっちはスルーします。