昨年、景気良くぶち上げた「ゲーム生活再スタート」ですが、すっかり頓挫してしまいました。
原因はこいつ↓。
「バイオハザード7 レジデント イービル【ゴールド・エディション/グロテスク・バージョン】」(2018年カプコン)
3年前に消息を絶った妻から届いた一通のメール。
導かれるまま主人公=イーサン・ウィンターズは遠くルイジアナへと自動車を走らせ、荒れた邸に辿りつく…。
えっと、それバイオじゃなくて「サイレント・ヒル」じゃね?
という疑問と突っ込みを忘れるくらい序盤は快調。
精緻を極めた映像と大鉈振るう新機軸の数々。
入手したビデオを再生すると、プレイヤーがその中に入って過去の記憶を追体験できる(あろうことかアイテムも拾えちゃう)「ファウンド・フッテージ」。
いきなりチェンソーで手首切り落とされるわ、斧で足首すっ飛ばされるわの痛タタタタ展開(すぐ死ぬわけじゃなくて拾ってくっつけたりできる)。
従来バイオとは異なる手触りはそれなりに“いい感じ”。
ひとしきり序盤のイベントをこなして、謎の館・ベイカー邸で目覚めたイーサン。
毎度お馴染み、この構図。
館の主ベイカーに見つからないように床扉の鍵を奪って(追ってくるベイカーをすり抜けて)逃げる、というステージなのですが、ここがうざい。
何がうざいって、イーサンの動きが遅い。
ここまでは走る必要がなかったのでゆっくり探索を楽しめましたが、ここは全力逃避。それなのにこいつが全然走らない。
そもそもコントローラーの割り振りがおかしい。
バイオで「走る」と言ったら「左ステッイク(もしくは方向キー)」+「×」だろう。百歩譲っても「左スティック軽く倒して歩き」「深く倒して走り」だ。
それが「左スティック倒しながら押し込み」?
これがビハインドビューか固定カメラなら客観的にプレイヤーが走っているかどうか分かるのですが、完全主観(VR対応なので)なものだから、前景の流れる速さでしか走っているかどうかの判断がつきません。
遅!本当に走ってんのかコイツ、あ、追いつかれた、足切り落とされた、死んだ、の連続。
相手が強くて倒せないというのはいいんですよ。「バイオ5」のベテランモードで50回以上死んだステージがありましたが全くストレスには感じませんでした。
ここで50回以上死にました。いやお恥ずかしい。
しかし、基本操作による行動不良は駄目。雪崩式ストレス。
「RE:2」でガキ(シェリー)がおっさん(署長)から逃げる→隠れる→鍵盗んでまた逃げるのステージもそう。
このステージ何が駄目って、ガキが2階から1階に逃げてドアを閉めて鍵掛けると、おっさんがドアぶち破るムービーが強制挿入されてそれまでに稼いだ時間的アドバンテージが全部無効になっちゃうのよ。
で、至近距離から鬼ごっこ再開→ガキ遅過ぎ署長速過ぎでゲームオーバー。
そもそもバイオに「隠れんぼ」とか「鬼ごっこ」とか期待してねーです。
「7」もベイカー邸での動きの悪さにイラついてずーっとほったらかしにしていました。
さて、どうしたものか、と思っていた所に「バイオハザードRE:3」発売のお知らせ。
うう…そそる。
問題は「RE:3」のコントローラー操作割り当てですが…。
※因みに「RE:2」は設定変更することで旧来バイオの「走る」操作に戻すことができました。「RE:2」唯一の評価ポイントです。
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