デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

ドニー・イエン×谷垣健治! Enter The Fat Dragon【旧作名:燃えよデブゴン】(の予告編)

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『My Lousy Luck!(なんてついてないんだ)』


「ちょっとヨロシク!」の花田くんの台詞…ではありません。香港が誇る敏腕刑事ファロン(ドニー・イエン)の口癖です。

「Enter The Fat Dragon(の米国版予告編)」

(2020年/谷垣健治監督)


ドニー・イエン先生の新作はサモ・ハン・キンポ―1980年の当たり役「燃えよデブゴン」のリメイク。

デブゴンってドニー先生は結構細身…って太ってるわ~(笑)。すげ~。

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旧作との共通点はタイトルと主人公がデブって事だけで後はオリジナルみたい。

とある日本人が香港でカークラッシュ。調べてみたらこの男、日本のやくざ組織・東野組の犯罪に関与しているっぽい。

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面倒くさいからとっとと日本に引き渡しちまおうぜ、という訳で香港→東京の護送任務を仰せつかったデブ刑事。

この設定って…「ブラック・レイン」じゃないですか!?

当然、東京に着いた途端に犯人逃走。思わず口から出た言葉が『My Lousy Luck!(なんてついてないんだ)』

見知らぬ土地・東京で孤軍奮闘。変な監督が撮ってしまうと誤解満開トンデモ映画になっちゃうところですが、今回は谷垣監督ですからね。安心二重層。

クライマックスは東京タワー‼

これ絶対、ジャッキー・チェン真田広之エッフェル塔の鉄骨の上で日本刀振り回したラッシュアワー3」を意識しているでしょう。

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勿論ヌンチャクも披露…そしてこのキメ顔である。


ドニー先生、イップ・マンの辛気臭い展開に飽きちゃったんですかね。

公開は香港1月、米国2月。日本はビデオスルーかなぁ…。

※予告編はこちら→

https://www.youtube.com/watch?v=5T8GHGqvtOw&feature=youtu.be

 

★ご参考 

 

 

mandarabatake.hatenablog.com

 

 

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 ★本日のTV放送【21:00~BS-TBS

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