正義も道徳も彼岸の彼方。
ここは今から非倫理です。
「ドロヘドロ/魔の5・魔法の国のカイマン」
(2020年2月9日深夜BS11放送/新井宣圭演出)
カスカベ博士が魔法使いの屍肉と骨で作った“どこでもドア”を通って魔法使いの世界にやってきたカイマンとニカイドウ。
細かいなあ背景。凝ってるなあアングル。
通行人(全員魔法使い)を片っ端から殺そうとするカイマンを取り押さえるニカイドウ。
『変装の意味がないだろうが。人気のない所でちょっとずつ殺ってくんだよ!』
ニカイドウさん、あんたも大概な事言っていますよ。
タクシー代わりに魔法の絨毯に乗ったものの、こっちの世界の金が無いと気づいて運転手刺殺(おいおい)。
一方、ホールで二人と死闘を展開した心と能井は…。
昔の仲間二人にボコられている藤田と恵比寿を見つけて加勢。
心がひとりの心臓を鷲掴み(本当に掴み出している)、能井がもうひとりに脳天唐竹割(本当にカチ割っている)。
左右に分かれた顔面を心臓無し男の両側に張り付けて『いじめっ子サンドイッチ!』。
あーこれあれだ、宝誌和尚(ほうしわじょう)立像!(写真右)
たまらず恵比寿がマーライオン(『オゾイ…』)。
煙に預けられた「カイマンの口の中にいた奴と同じ顔をした男の生首」は新メンバー、キクラゲの白い煙で再生。名前は栗鼠(リス)。
首から下は機械で補ってサイボーグとなった栗鼠は煙を認識するやいきなり土下座。
『頼むから殺さないでください!何でもしますから!』
お? こいつ実は滅っ茶小者なのか? その割に態度はデカいが…。
栗鼠も所属していた「十字目」集団のアジトを急襲する心と能井(藤田と恵比寿も見学で同伴)。
瞬く間に死体の山。ひとり袋詰め(生きたままバラバラ)にしてはい、撤収。
袋の中を見たいとせがむ恵比寿でしたが中を覗いて再びマーライオン(『オゾイ…』)。
恵比寿にゲロインという新しい属性がつきました。
カイマンに単独行動を申し出たニカイドウは自身の煙を買い取り屋に(売血みたいなものか)。
どうやらニカイドウの煙は存在自体知られてはマズイ「スペシャル」なものらしく、分析したおっさんびっくり仰天。有り金かき集めて交渉成立。しかし…。
買ってくれとは言ったが売るとは言っていない、とばかりにおっさん瞬殺、煙隠滅、現金簒奪(アデュー!)。
いやもう鬼畜しかいません、このアニメ。
奪った金で悪魔召喚、情報収集。カイマンの夢に出てきた「栗鼠」が煙の元にいることを聞き出したニカイドウは単身、煙の屋敷へ。
ニカイドウVS能井、第2ラウンド!
一気に話が転がる予感。
※ニカイドウと昔色々あったっぽい悪魔(アス)、何かいい声だなぁと思ったらキリコ・キュービーでした。
--------------------------------------------------------------------
★本日2月11日は「万歳三唱の日」
大日本帝国憲法発布の日であった1889年(明治22年)のこの日、東京・青山練兵場での臨時観兵式に向かう明治天皇の馬車に向かって初めて万歳三唱が行われた…んだそうです。
戦争映画なら大抵どこかに万歳コールが入っておりますが、印象深いものを1本挙げるなら、