『どうして悲しみと向き合おうとしないの？そこに…悲しみを乗り越える道があるというのに！』
完全にマギウスの翼に飲み込まれてしまった巴マミ。立ちふさがるのはレジェンド、美樹さやか。
『ねぇ、鹿目さんは？近くに来てるの？そうよ…鹿目さんも呼ばなくちゃ。神浜市に…神浜市に来れば…魔法少女は救われる。掴んだ希望の先には何もなかった…。私たち騙されていたの！このままじゃみんな…絶望を振り撒く、魔女になってしまう！』
後光、光輪。千手観音の手のように出現したマスケットから銃弾の雨が降り注ぐ。これが噂のホーリー・マミ！
「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝／第13話・たったひとつの道しるべ」（2020年3月28日深夜BS11放送／宮本幸裕演出）
記憶ミュージアムで魔法少女の真実（ソウルジェムが破壊されると死ぬ／グリーフシードが穢れきると魔女になる）を知ったいろは。
今カノいろはに手を出す元カノみふゆに対峙するやちよ。
何度目だよ、この修羅場。
みふゆからいろはを（洗脳手前で）奪い返し、チームの解散を告げるやちよ。
『納得できません！何も理由を言ってくれないなら、解散なんて受け入れません。やちよさんが私を無視するつもりなら、それでもいいです。でも…私はやちよさんのそばを離れませんから！』
『迷惑よ』
『やちよさんだって、ただのわがままにしか思えません』
『私と一緒にいると…あなたが死ぬのよ』
修羅場の次は痴話喧嘩（笑）。
やちよが魔法少女になることと引き換えに叶えた願いは「生き残ること」。自分が生き残る代わりに回りの人たちが死んでいく…。
『私…やちよさんたちのおかげで強くなったんです。やちよさんが自分のせいで誰かが死ぬって思ってるなら、私がそうじゃない前例になります！やちよさんの願いがねじ曲げられてしまったのなら…私はそれを跳ねのけてみせる。それくらいできます！私、簡単に死んだりしません。約束します。やちよさん』
『ありがとう…いろは』
『初めて名前で呼んでくれましたね』
特大級のフラグにしか聞こえませんが、名前呼びイベントは「尊い」ものです。
記憶ミュージアム脱出を図る二人の前に現れたのは…巴マミ。マギウスの福音を讃えるマミさん。完全に別人。
マミを追って現れた美樹さやかの前で神浜聖女のウワサを纏ったドッペル“ホーリー・マミ”に。
マミの攻撃でさやかの腕が骨剥き出しに！
一方、里見灯花はマギウス信者を一堂に集めた総決起集会で大演説。
信者の中には鶴乃、かえで、1話に出た切りだった黒江らの顔も。
マミと共に地割れの中に消えるいろは。
『約束したじゃない…死なないって…約束したじゃない』
喝采の巻き起こる集会場。ベランダでひとり佇むアリナが一言。
『早く来ないかなー。ワルプルギスの夜』
まとまるわけがないとは思っていましたが、こんな『ジーク・ジオン！』な（もしくは『リメンバー・バーソロミュー！』な）終わり方をするとは思いませんでした。
全包囲投げっぱなし。二期製作開始はアナウンスされましたが…。できるだけ急いでいただけると嬉しいです。
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★本日3月30日は「マフィアの日」
1282年のこの日、マフィアの名前の由来となったとされる「シチリアの晩鐘事件」が起こりました（事件の詳細はググッてください）。
マフィア映画は星の数ほどありますが、こんなのはいかがでしょう。
