『よっしゃ、足引っ張んなよ、上条』
『こっちのセリフだ!』
OP映像を観て以来、待ち焦がれておりました。
計測不能な第7位・削板軍覇(そぎいたぐんは)と右手に幻想殺し(イマジンブレイカー)を宿すレベル0・上条当麻が互いの背中を預けるこの瞬間を。
「とある科学の超電磁砲T/♯11・参戦」
木原幻生の奸計。脳波をエクステリアと同調させ心理掌握(メンタルアウト)の能力を手にし、シスターズの多重障壁を解除してミサカネットワークにウイルスを。
溢れ出るミサカネットワークの全エネルギーを注入された御坂は能力が暴走して雷神に。それはレベル6への階梯を上り始めた異形の姿。
観測史上最大の雷撃で統括理事会理事長アレイスターが鎮座する“窓の無いビル”を攻撃するも傷ひとつ付けられず(レベル6への進化の段階はまだ2%)。
反撃したくとも策も手駒もない食蜂の視界に入ってきたのは…上条当麻。
『登場するタイミング力があんまり都合よすぎて私と無関係の事件だったら引いちゃうわ。でも…自分が当事者だったら王子様に見えちゃうんだから女って勝手よね』
なんだよその乙女な笑顔(守りたい、この笑顔)
上条の脳にこれまでの経緯と状況を直接書き込んで、ミサカ・ストッパーとして戦地投入(アドバイスが超テキトー。でも可愛いから許す)。
雷撃は右手で防げますが、物理攻撃は…。瓦礫の塊魂が上条を直撃しようとしたその瞬間…。
『ハイパーエキセントリックウルトラグレートギガエクストリームもっかいハイパー…凄いパーンチ!』
最早笑うしかない規格外、レベル5の学園都市第7位、削板軍覇が乱入。
雷撃を叩(はた)き落とす削板と、雷撃をかき消す上条。互いの能力を確認した(訝しんだ?)二人は即座に共闘。
物理攻撃は削板が殴り飛ばし、能力は上条が無効化する常識外れのコンビネーション。
鉄骨を 額で受ける 根性マン
御坂に触れて雷神モードを解除できるか試したいという上条の希望を聞いた削板は、渾身の一撃で進路を確保。
は、腹痛ぇ…。
上条の襟首掴むと力任せにスローイン。ヤケクソダイブで一瞬、御坂の肩口に触れることができましたが、すぐに修復されて解除はできず。
自然落下の上条をお姫様抱っこで受け取る削板。
お、お前がヒロインだったのか、上条。
今回は食蜂と黒子の共闘というレアな組み合わせも見られてお腹一杯。
待った甲斐のある「激震サンダーウォーズ」開幕戦でした。
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★本日4月13日は「決闘の日」
慶長17(1612)年旧暦4月13日、美作の浪人・宮本武蔵と細川家指南役・佐々木小次郎の決闘が、豊前小倉沖の無人島・巌流島(舟島)で行われました。
まずは王道。
もうひとつ、巌流島と言えば…