デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

英語字幕を楽しむ。 田中くんはいつもけだるげ【北米版BD-BOX】 そして本日は沖縄本土復帰記念日

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『詳しい事は分からないけどさあ、別に失敗してもいいんじゃない?だって、ほら、今日が駄目でも明日があるし、何なら明後日でもいいし。もしかしたら、1年後に解決するかもしれないし。今はどうしようもない事でも人生長いんだから、そのうち何とかなるなる』


植木等の『♪そのうち何とか、な~るだ~ろぉ~!』と似たような論旨でありながら、もはや存在する宇宙が違う田中の理(ことわり)。

やはり師匠と呼ぶなら田中くんか…。

田中くんはいつもけだるげ Tanaka-kun is Always Listless【北米版BD-BOX】」(sentai FILMWORKERS)

全12話をBD2枚に収録。国コード有りなので日本語再生時は英語字幕強制表示。

折角なので、お気に入りの第11話「田中くんの文化祭」を題材に英文表記を幾つか拾ってみましょう。

田中くんのクラスの出し物はお化け屋敷で田中くんの役割はお化け。

練習で『うらめしや』と言うところを『うらしめや』と噛んで(?)、『キメ台詞決まってない!竜宮城か!?』と突っ込まれるシーン。

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セリフは『うらしめや』なのですが、字幕は『URASHIMA…』。

画面上部にはNote:として

Legend has it, Urashima Taro, a fisherman, saved a turtle and was invited to Ryuugu Castle. After staying three days, he returned to his Village 300 years later.

という浦島太郎の解説が。Noteとリンクさせるために字幕をURASHIMAにしたのでしょうが、ここは浦島太郎よりも「恨めしや」の解説を入れて欲しかったと思います。

お化けの衣装合わせの時に白石さんが、『お化け役だし、死に装束って事で襟合わせ逆にした方がいいのかな』と言った時には、

Note:Burial clothes are worm with the right side of the robe over the left, as opposed to Kimono and Yukata, which are worm left over right.

という懇切丁寧な解説が。で、田中くん、白石さんの目の前で襟合わせを開いて閉じて(衣装の下はパンツ1枚)。

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『今ナチュラルに! ナチュラルに裸体を!』


慄く白石さんが実に愛らしい。

文化祭の見どころは何と言ってもヤンキー娘・越前さんのメイド衣装。

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しっかりと目に焼き付けておきたいと思います。

BDには特典としてショートアニメ(1本4分)を7本収録。どれもほっこりするお話ですが、第3話「太田くんの幸せレシピ」は文字通り幸福指数の上がる一遍でした。

今買うと価格まちまちですね。3500~6000円。購入時は気を付けて。 

 

★本編プレイバック。高アベレージなヒロインズにご注目。 

 

mandarabatake.hatenablog.com

 

 

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★本日5月15日は「沖縄本土復帰記念日」

1972年(昭和47年)のこの日、第二次世界大戦以来、27年間アメリカの統治下にあった沖縄県が日本に復帰しました。

復帰直前・直後の沖縄を知るテキストと言えば… 

 

 

 

※「Gメン75」の沖縄三部作も捨てがたいなぁ…。 

 

★本日のTV放送【13:35~テレビ東京午後のロードショー 

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