『アップルパイと言うか“金色の衣を纏いし紅顔の美少年”ですわ』
『蒼き衣を纏いて金色の野に降り立つ…何だって?』
『邪神ちゃん、スレスレよ。発言に気をつけなさい』
『金髪でマントを纏いしホーガンの微笑が一番?』
何故、そうこちらのツボばかり突いてくる?(笑)
しかし、第6話で「ふん!ふん!」くらいしか台詞のない皇帝(ハンバーグ作り最後の工程とラストエンペラーを掛けたダジャレ)のイメージカットに玄田哲章を使ったのにも驚きましたが、「ふふふ…ぐ!が!」くらいしか台詞のない紅顔の美少年のイメージカットに緒方恵美を引っ張ってくるとは。
何かが間違って…ませんね。正しい選択だと思います。
「邪神ちゃんドロップキック´(ダッシュ)/第7話」(2020年5月19日深夜BS11放送/矢野孝典演出)
アパートの管理人ぴの(←天使の輪を失くした天界征服の野望を持つ黒い堕天使。天界お菓子コンテストグランプリ受賞者)が、自作のアップルパイを持ってゆりね宅へ。
ゆりねは邪神ちゃんお仕置きの真っ最中。
『あんたね…人が気持ちよく昼寝していた所にイヤホン近づけて、爆音でホルストの惑星を流すなんて!』
『好きなんや、ホルストの惑星!堪忍したってや!』
『殺すしかない…あら、管理人さん』
いやだから何でそうこちらのツボを正確に…(管理人さんの来訪で九死に一生を得た邪神ちゃんでした)。
何流したんでしょうねぇ、惑星。爆音で聴くなら火星か木星ですが、お薦めはスターウォーズでジョン・ウィリアムスが丸パクリした火星。
冒頭部分はレインボーの「Eyes of the world」に引用され、ダースベイダーの入場曲に。この曲でドラムを叩きまくっていたコージー・パウエルは後に火星を完全メタルアレンジ。その曲が収録されたアルバム「エマーソン、レイク&パウエル」には新日本プロレスのテーマ曲「SCORE」が。
★そこいら辺のお話はこちらで詳しく☟
おっと話が横っ飛びしてしまいました。
後半はゆりねがメルカリ、じゃないフリマアプリに邪神ちゃんを出品したり、
『私を出品したのかぁ!生き物は違反だぞ』
『あんた生き物じゃなくて魔物でしょ』
ゆりねを接着剤トラップに嵌めようとした邪神ちゃんが前後パーツに裁断されるプラモデル仕様にされたりと盛り沢山。
この矢継ぎ早ギャグを30分ダレずに連発し続ける力業に感服します。
おまけ【第6話の名シーン】
少年法を盾に大手を振って恐喝に興じるガキを成敗するキョンキョン。溜飲の下がる名場面でした。
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★本日5月20日は「世界ミツバチの日」
養蜂が盛んなスロベニアに於ける近代養蜂の先駆者アントン・ヤンシャの誕生日(1734.2.20)なんだそうです。
ハチの映画は沢山ありますが、最初に思いつくのは何と言っても