『違う！周囲の助けなんてどうせ一切必要ないから、余計な手出しはするな！そして私は全部外野のまま見物したいと言っているのが何故分からん！貴様は！』
『あんたも大概悪趣味では…』
『今後二人にやたらとちょっかいかけるのはこの私が許さん！』
『でも、あいつらほっといたらくっつくのに千年かかりますよ！』
『だったら私は…千年生きる！』
亜実（先輩）vs榊（友人）。ウルトラ面倒くさい場外乱闘勃発。
「宇崎ちゃんは遊びたい！／第5話・親友におせっかいしたい！」（2020年8月7日BS11放送／福元しんいち演出）
以前、学食で桜井が一緒に食事をしていた「後ろ姿だけの友人」榊逸仁（さかきいつひと）が顔出し参戦。
美形。見るからにリア充（急に綺麗な海が見たくなって、という理由だけでふらりと沖縄に行ったりしているので多分金持ち）。授業とバイトとゲームに浪費されていく桜井の青春に激怒。
『お前とつるんでもう3年になるが、お前の人生には華が（花が？）足りない！聞いてて気が滅入る。4年しかない大学生活、楽しめよ勿体ねぇ！彼女作れ！』
そこに通りかかった珍獣。
『そちらの方はもしかしてまさか先輩のお友達？』
『そうだけど』
『ええ！先輩…友達…実在したんすね。時々アピールしてたけど、全部“エア友達”かと思っていました』
それは「僕は友達が少ない」の三日月夜空（のエア友達トモちゃん）ですね。
『良かったっすね…本当に良かったっすね』
『待て…俺マジで心配されてたの！？』
『先輩、一人しかいない男友達とばかり遊んでいたら変な噂されますよ。薄い本にされるらしいすよ』
『誰向けの心配してんだお前は』
そう言えば、本作には珍しく“腐”の付く女子がいませんね。「げんしけん」があればカプ作りで大騒ぎでしょうに（多分「桜井総受け」でしょうね）。
自覚無きバカップルを目撃した榊は、二人を結びつけることを決意。
『いやあ、楽しい夏になりそうだなぁ！』
が、しかし。そんな余計な事は何としても阻止したい女がここに。
桜井・花ウォッチャーの亜細亜実その人です。
『あなたは踏み込み過ぎ。私はあの二人を見守っていたいの。誰にも邪魔されたくない！』
千年掛かると言うのなら千年生きる。ウォッチャーの覚悟と神髄を垣間見た気がいたします。
さて、花がキャンパスで熱く演説し、万雷の拍手を浴びていた「チョコミン党宣言」。
チョコミントアイスは美味いと思いますが、ミントチョコは「う～む」です。個人的には。ただし、
『私が許せないのは、自分が理解できないものは迫害していいと勝手に思っている連中の思い上がり！』
の部分は激しく同意します。後に続く『誰が何と言おうとチョコミントは美味しい』の部分を「ホラー映画は素晴らしい」「ヘヴィメタルは神々しい」と置き換えるだけでいくらでも応用が効きます。
『誰が何と言おうとラブコメアニメは面白い』
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★本日8月10日はデヴォン青木の誕生日（おめでとうございます！）。
記念してデヴォン青木3連発。
