『しまむらとキスをする夢を見た。別に私はそういうアレじゃないのだ。(中略)絶対にしたくないとまでは言わない。でも、絶対にしたいとも思って…ない? しまむらを中心に半径5キロ以内に誰もいなくて、そのしまむらは深い眠りについていて今から24時間、絶対に起きないと全知全能の神が保証してくれたら、23時間あたりが経過したところで、退屈に耐えきれなくなって…1度くらいは…』
前回、今作は二人の距離感や雰囲気を楽しむ、みたいな事を書きましたが、2話にして安達の妄想が暴走。ゼロ距離射撃乱れ撃ち。
大丈夫か安達。1話のクールビューティさはどこいった。
(2020年10月16日BS11放送/いわもとやすお演出)
君らいつの間にそのような仲に。
『二人で“一緒に”2年生に』という殺し文句で安達を午後からの授業に勧誘するしまむら。
狙い通り乗って来た安達に『今日の釣果は上々かな』
釣り師しまむら(昼休みていぼう日誌)。
授業に出るご褒美に帰りに寄り道おねだり。転んでもただでは起きない安達です。
買い食い「あ~ん」して手繋いで…。
一気に距離を詰める安達でしたが伏兵「宇宙人」に邪魔されてちょっとジェラス。
いや、相手は性別はおろか種族も分からない宇宙人(常識的に考えれば中身は子供)だぞ。張り合ってどうする?
重篤です。安達のしまむら独占欲。
因みにこの宇宙人、予想通り社(ヤシロ)でしたが、星宮社ではなく知我麻社(チカマヤシロ)でした。
同胞(星宮社?)を探しに来たそうですが、降りる場所を間違えたんだとか。
存在の必然性が少々疑問ですが、まぁ賑やかしと言う事で。
安達のバイト先は中華屋。制服はチャイナ。ここに事もあろうにしまむら一家(母と妹)がご来店(「しまむら一家」って書くと「あばしり一家」みたいで凄みが増すな)。
『友達かあ。ほら、高校生になるとね、あんまり家に遊びに来ないから』というしまむら母の言葉に触発されたか、安達しまむら家表敬訪問。居合切り的行動力。
『あの…しまむら』
(言うな、言うな、言うな)
『あの…座ってもいいかな。しまむらに脚の間とか…』
(何を言ってんだ、私は!これじゃ完全に変な奴…)
『いいけど』
(って、いいのかよ!あれ?あれ?あれ? いいのか? これは夢か、夢なのか? いいんだな。しまむらの両足がふわぁ!)
『えっと…大丈夫? 呼吸してる? 顔真っ赤だけど』
私も再び問いたい。大丈夫か安達。恥ずかしさのあまり帰宅速攻ベッドダイブ悶絶。
『なんだばしゃ…なんだばしゃあぁぁ!』
語彙が死んでいるのかチャクラが開いたのか百合語絶叫。
いやはや、可愛いのう。
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★本日10月20日はバート・ランカスター(1913-1994)の命日。
代表作数知れずですが、本日はこの2本立てでお楽しみください。