『やめてって言ったのに…。わたし初めてだったのよ』
えっと…事後?
「くまクマ熊ベアー/第3話・クマさん、大暴れする」(2020年10月21日深夜BS11放送/北村淳一演出)
前回、ギルドで冒険者登録をした時に絡んで来たチンピラ冒険者デボラネをボコったユナでしたが、あんな奴にもパーティメンバーがいたようで。
盾担当のデボラネが戦線離脱したので受けた依頼がこなせなくなって困っていました(依頼を返上するとクエスト失敗扱いになり経歴に瑕が付く)。
仕方なく代わりにユナが入って依頼(ゴブリン50匹討伐)を継続することに。
ただし、うるさそうな男連中と一緒は御免なので、パーティ唯一の女性ルリーナだけを帯同(本当はひとりで終わらせたかったけど、成り行き上そうもいかず)。
目的地は遠そうなので、ルリーナをお姫様抱っこして全力疾走。
時速何キロくらいの速さなんだろう?
依頼主の村には寄らずに巣(洞窟)に直行。探知魔法をかけたら50どころか100はいる様子。
入口の見張りを瞬殺して洞窟に火を放ち、出口に土魔法で蓋(ベア・ウォール)。
あとは中で窒息するのを待つばかり。
あーこれって,「火矢を放ってプロテクション」と同じやり方ですね。
(ゴブスレさん、2期まだですか?)
最後に残ったゴブリンキングもあっさり屠って依頼達成。あとはゴブリンの死体から魔石取り出して回収するだけ。
勿論、全作業、ルリーナに押し付け。普通の動物だって嫌なのに人型のゴブリン切り刻むとかマジ無理絶対。
この「嫌な事は何があってもしない」という竹を割ったようなまっすぐさ、見習いたいものです。
ルシーナが101匹ゴブちゃんから魔石回収して外に出てきたら、ユナ即席マイハウスで仮眠中。更に二度寝。
この胆力も見習いたいものです。
1話分のボリュームはあるはずなのに、まだAパート。進行効率いいなぁ。
土魔法で家が作れることが分かったユナは商業ギルドに赴いて土地の借り受け請願。
元々株で億の金を動かす女です。より利用度が高いのは冒険者ギルドより商業ギルドでしょう。
案の定、そこにはユナ(既に「ブラッディベア」という通り名が定着している)に目をつけていた職員ミレーヌが。
借りた土地にユナは自身の住居とフィナ専用解体場を建立(ギルドの解体スペースは共有空間で混雑している時には譲り合わねばならず、ユナの乱獲にフィナが対応しきれないため)。
ついに不動産を手に入れ活動拠点を宿屋から移したユナ。事業家の第1歩ですね。
Bパートではユナの召喚獣、黒っぽい熊(くまゆると命名)と白っぽい熊(くまきゅうと命名)も登場。
ここで2匹とも初登場か。ホント第1話無駄だったな。
召喚獣に乗って移動中はどんなに揺れても落とされない重力も慣性も無視した親切設計。走って良し(速い!)、闘って良し(強い)のハイスペック・ベアーです。
ただし、ひとつだけ注意点が。どちらか一方にだけ構うと、もう一方が拗ねる(笑い)。
マネジメントって大変ですね。
★本日10月25日はアベル・ガンス監督(1889-1981)の誕生日。
アベル・ガンスと言えばやはり(というかこれしか知らないのですが…)、