《私としまむらは、体育館の二階で出会った。
どんな形でも、出会ってしまえばそこに至る流れ、運命がある。
どんな出会い方にも壮大な過去が用意されているのだ。》
結果論ではありますが、この考え方は嫌いじゃありません。
(2020年11月13日BS11放送/山本隆太演出)
しまむらと過ごすクリスマス。何をすべきなのか。安達悶々。妄想紆曲。
ようやく「プレゼント」という当たり前すぎる結論に辿り着いたものの、しまむらの好みが分からない。
偶然、学食ランチを共にした日野から「好きな香りのお茶があった」という情報を得たがそれが何かは忘却の彼方。
売り場に行けば思い出すかも、という日野にすがってモールへ。
目当てのお茶は「LEGEND OF AFRICA」(ケニア産の紅茶)でした。
プレゼント確保。日野にお礼のお茶を奢っていたら、外の通路にしまむらと永藤が。
安達もさることながら、日野のショックが大きそう。
悶々の 種を増やして クリスマス。
で、当日。何故か安達の衣装はバイト先のチャイナドレス。
理由はしまむらが「可愛い」と言ってくれたから(最早正常な判断が出来なくなっているな安達)。
手をつなごうと思ったら掴み損ねてしまむらの親指が明後日の方向にあべし。
『次回からは「繋いでいい?」とかちゃんと聞くように』
『えぅいっ』←原作表記。中の人グッジョブ。
まずはゲーセンでエア・ホッケー。チャイナ映えすぎ、シュール安達。
しまむらにプレゼントを渡したら、お返しに出てきたのが…ブーメラン。
見立ては永藤。モールに二人がいたのは安達へのプレゼント選びの為でした。が、なにゆえブーメラン?(助っ人人選大失敗)。
原作ではしまむらのツッコミを『♪ブーメラン、ブーメラン』(迷いなく歌えた人はover50/near60)で誤魔化す永藤の不思議ちゃんぶりがいい感じに描かれていたのですが、尺の都合(いや著作権の都合か?)で割愛(ちょっと残念)。
外でブーメラン試遊して、「一番の友達になりたい」という告白(?)を果たした安達でした(メリー・クリスマス!)。
と、ここで突然ですが、第1回ブーメラン選手権。
思いつくままトップ3
第3位「マッドマックス2」
素手で掴むと指ちょんぱ&ヘドちょんぱの優れもの。
第2位「バグダッド・カフェ」
ひたすらブーメランの練習に励む謎の旅人エリック。
第1位「俺たちは天使だ」
もうブーメランと言えば沖雅也!ハンディな折り畳み式から猛獣狩りですか?な大型タイプまでTPOに合わせたチョイスに唸らされます。
おまけ①
今日も仲良し、癒しの波動。
アニメではカットされた「永藤としまむら」がブーメランを(いや別にブーメランが目的だったわけではありませんが)買いに行った時の会話。
『日野とはさ、どんなプレゼントを交換したの?』
『私は営業許可証をあげた』
『日野はなにをくれたの?』
『国民栄誉賞』
『…あのぉ。何歳のときに交換したのかな?』
『年長さんのとき』
高度過ぎる二人です。
おまけ②
原作では『×▲△★Å♭々θ!』と表現れていたヤシロの宇宙語。どう音にするかと思いましたが、なるほど、そんな感じですか。
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★本日11月17日は声優・納谷悟朗氏(1929~2013)の誕生日にして、実弟・納谷六朗氏(1932~2014)の命日。
ショッカーの首領(悟朗)と仮面ライダー1号の代行アフレコ(六朗)と言う奇縁。
六朗氏のお仕事では、「あしたのジョー2」のウルフ金串と「ER救急救命室」のモーゲンスタンER部長(ウィリアム・H・メイシー)が印象深かったです。
悟朗氏がお亡くなりになった時の追悼文を再掲しておきます。