『で、バレンタインがどうかしたの? ふうん…あ…私か⁉』
ギャグアニメなら間違いなく「ズキュン!」という効果音が入る所です。
安達昇天。
そのまま逝きかけた所をしまむらに引き戻されて、腕の中。
正夢ならぬ正妄想。これもラッキースケベなんでしょうか。
「安達としまむら/第7話・私に相応しいチョコを決めてください」(2020年11月20日BS11放送/山内東生雄演出)
今回からOPの映像が1カットだけ新しくなりました。
仰向けに寝た二人の手。今までは少しずつ近づくだけでしたが、今回から小指を絡めるように!
左:先週まで 右:今週から
進展に応じて絵柄にも変化がつくという事でしょうか。いや芸が細かい。
さて、無事クリスマスを終え、新年の挨拶もして新学期。
気がつけば2月。もうすぐバレンタインデー。
『ええっと…チョコが欲しいのか、あげたいのか、どっちなのかな?』
ますます挙動不審に拍車の掛かる安達ですが、その分しまむらの察しが良くなっているので不都合は無し(笑)
安達の希望は「交換」。
『でも、こういうのは当日ぱっと渡すから、びっくりして面白いんじゃない?』
『私は…私は分かっている方がいい。あると分かる希望なら信じられるから』
流されることに疑問を感じない(自然な処世術として最適解を受け入れてきた)しまむらと、かつては外界の全てに関心が無く、あらゆる関係性を拒んできたのに、今は濁流に逆らってでも目的地に辿り着こうとする安達。
触発されたしまむらも少しずつ…。
本日2月4日。長い10日間の始まりです。
おまけ
『そう言や、今年もチョコいる?』
『甘いの好き!』
『ほいほい。じゃあ、今年も何か買ってくるか』
最早「老夫婦」と言っていい安定の境地(笑)。
そしてCパートでしまむらの昔の女(小学校時代の親友)樽見登場。
あー来ちゃったか。アニメではスルーしちゃうかもという淡い期待を寄せていたのですが…。
別に悪い子じゃないし、恋愛感情的に三角関係になるという訳でもないのですが、安達にとっては人類滅亡レベルの災厄(中の人は「やがて君になる」佐伯先輩。百合対抗馬筆頭じゃないですか)。
少しくらいなら宇宙の理を捻じ曲げてでも安達に幸せになって欲しいと願うこちらとしてはあまり目に入れたくない存在なんですよねえ(原作も樽見のシーンは飛ばし読みしていました)。
再会はお肉のながふじ。目撃者は勿論、永藤。
『永藤は見た。家政婦よりは控えめに見た』
永藤の持ちネタはどれも昭和の香りがします。
余談ですが、日野と永藤の(シグルトリーヴァに匹敵する)ハイテンション予告は完全にクセになってしまいました。
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★本日11月22日はジェイミー・リー・カーティス姐さんの誕生日(おめでとうございます!)
若い時はスクリーミング・クイーン、近年再び「ハロウィン」で原点回帰。押しも押されぬホラー・アイコンとなりましたが、実はコメディエンヌとしてもなかなかイケる人なんです。
★そしてもうひとつ。11月22日はモーリス・ラヴェル作曲の「ボレロ」がパリで初演された日(1928年)であり、バレエ振付師モーリス・ベジャール(1927~2007年)がお亡くなりになった日です。
となればご紹介はこれ一択。
※なんかしょっちゅう引き合いに出している気もいたしますが…。