エミリアの養母フォルトナが束ねる守人の里に資材を届ける魔女教穏健派(被災地に物資届けるボランティアみたいな感じ)。
リーダーはイケメン兄ちゃんジュース。フォルトナともいい感じの間柄。
『他の誰が言わなくても私たちはあなたたちに感謝してる。すごーく本気で』
『そのお言葉だけで私は100年の苦悶の時に身を捧げられることでしょう』
エミリアの口癖『すごーく』はフォルトナ譲りだったのか…。
なんと清々しいカップル。そのジュースに従者が声を。
『ロマネコンティ司教様よろしいですか?』
おーい、兄ちゃん今何言うた? ロロロ、ロマネコンティ司教様?
言われてみれば、この声…。
それってつまりこういう事か?
どうしてそうなる? どうしてそうなった?
ここはエミリアの過去の記憶を基に再現された夢の世界。試練の場。
「Re:ゼロから始める異世界生活/第42話・記憶の旅路|第43話・平家星の笑った日」(2021年1月27日|2月3日深夜BS11放送/渡邊政治監督)
安定のOP無し。43話に至ってはジャストインタイムで本編突入、CM無し。
エキドナを伴って再度の試練に挑むエミリア(が目撃する自身の過去)。
同時並行でリューズ・シーマの口から語られる始祖、リューズ・メイエルの記憶。
テンポはゆったりなのに、登場人物が次から次で整理が大変。
まずはロリエミリアの姿を堪能して心を鎮めましょう。
さて、リューズ・メイエルは幼少時、強欲の魔女エキドナ(生前?)とその娘・ベアトリスに遭っていました。
しかも仲良し(何だこのヒーリングカップル)。
一方、エミリア。ジュースは心からエミリアを気にかけているようですが、フォルトナには二人を会わせられない事情があるようで、ジュースらが森に来る日はエミリアはお姫様部屋で半軟禁。
とは言え、じっとしていろと言われたら、じっとしていないのが子供と言うもの。
脱走して森の中で偶然ジュースとばったり。エミリアを見たジュースは感極まって号泣。
『ジュース?大丈夫?』
『えぇ…えぇ…大丈夫ですとも…!何の問題もありません…!だって私は…私は今…たった今…これ以上無いほどに救われたのですから…!』
ジュースとエミリア(の本当の両親とフォルトナ)の間に一体何が…?
自身の過去を傍観するエミリアはエキドナの嫌味攻撃にも至って冷静。
『良くも悪くも君は段々と彼の影響を強く受けつつあるな』
『本当に?ありがとう』
皮肉のつもりが流されて。告られた女には余裕があります。エキドナさん悔しそう。
しかし、試練の本番はここから。まるで本当の家族のようなジュース、フォルトナ、エミリアの前に現れたのは…魔女教大罪司教 強欲担当レグルス・コルニアス。
あーいましたね、そんな奴。2期1話以来だからすっかり忘れていました。レムでも歯が立たなかった厄介なウザナルシスト野郎ですね。
こいつひとりでも十分面倒くさいのに、更にその後ろから虚飾の魔女パンドラが(一瞬、めんまがこっちの世界に化けて出たのかと思いました…)。
釘宮、石田、戸松、松岡。43話はベアトリスに若き日(何代か前)のロズワールも顔を出すので+新井&子安。豪華すぎるぞ声優陣。
フォルトナとエミリアを逃がす時間を稼ぐため、適性がないにもかかわらず魔女因子を取り込んで怪物になるジュース、いやペテルギウス・ロマネコンティ。
ちょっとアナキン・スカイウォーカーとイメージが被ります。
どうもお話の鍵になりそうなのは、守人が「封印」と呼んでいる謎の扉。
封印は開けちゃいけないから封印なのですが,開けちゃうんでしょうねえ…。
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★本日2月5日はシャーロット・ランプリング&バーバラ・ハーシーの誕生日(お二人ともおめでとうございます!)
作品選択悩みましたが、今日はこれで。