20代OL小鳥遊聖(ひじりと読みたいところですが今回はセイ)。
残業片付けようやく帰宅。
ただいまぁ…っと独り暮らしの部屋に戻って来たら5秒で異世界。
はい!?
「聖女の魔力は万能です/Episode 01 召喚」
(2021年4月7日深夜BS11放送/井畑翔太演出)
転生じゃなくて向こう側からの召喚。
召喚理由は「聖女が必要だったから」。
後から聞いたところによると、ここスランタニア王国は人を狂わせ魔物も生み出す「瘴気」に覆われていているそうで。
これまでは瘴気が濃くなると「聖女」が現れてこれを鎮め、国を救ってきた…んだけど今回は聖女が現れない(なんてこった!?)。
で、魔導書を紐解いたら「聖女召喚の儀式」なるものが…。
よし、これだ!という訳で早速召喚。何故、聖が選ばれたのは不明。とりあえず分かっていることはひとつ。
自分の他に召喚された「聖女」がもうひとりいる。
あからさまに自分より若い娘が。
召喚の責任者である国王の第一王子は聖には目もくれず、若い方に「貴女が聖女か?」と尋ね、相手が応える前に手に手を取って退場。
ひとり残された聖はそのまま放置プレイ。おいおい、呼んどいて無視かよコラ。
元の世界に帰る術もないので、聖女(予備?)としてしばらく王宮で暮らすことにした(聖改め)セイですが、とにかく暇。テレビはねえ、スマホもねえ、インターネットは何者だ!?
散策中に見つけたラベンダー。観賞用ではなく薬用植物研究所の素材にしてポーションの原料…らしい。
≪ポーション?ゲームの世界でしか聞いた事ないけど…≫
俄然、興味の湧いたセイは勢い余って研究所に住み込み研究員として就職(おめでとうございます!)。
ポーションの精製には魔力が必要…は?魔力?
お世話係の先輩ジュードに魔力の手ほどきをうけたセイは早速ポーション作成…したら何とセイの作ったポーションは効能5割増しである事が判明。
しかも、研究所内でも作れる者のいない「上級ポーション」も(多少ムラがあるとは言え)3カ月であっさり精製。
と、ここで事件発生(展開早いな~)。
魔物討伐に出ていた第三騎士団がサラマンダー(この世界では鳥ではなくトカゲらしい)に遭遇して負傷者続出。
中でも団長アルベルト・ホークは瀕死の重傷。
残った上級ポーションはセイの作った試作品のみ。
意識なくポーションを飲み込めない団長をセイが一喝。
『飲みなさい!』
ここ敢えて口移しにしなかった(読者/視聴者に媚びなかった)のは英断だと思います。
小気味よいテンポでパンパン進む1話でした(ストレスフリー…あ、シリーズ構成、渡航なのか)。
おまけ
本作、やたらセイの口元アップが多いです。感情の機微は唇で、という事なのでしょうか。
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★本日4月9日はポルノ女優ジェナ・ジェイムソン(1974~)の誕生日(おめでとうございます!)
マリリン・チェンバースの「ラビッド」などポルノ女優とホラーは親和性が高い。
彼女の代表作は勿論これ。
★本日のTV放送【13:40~テレビ東京/午後のロードショー】
※読み返したら、ほとんど作品内容に触れておりませんでした(汗)。