『球筋が読めるらしいが…こんだけ近けりゃ避けられねぇだろおぉ!』
弾道を予測(未来予知か直接未来感知か)して弾丸を跳弾させるアンギラスに対して一気に距離を詰めるおやっさんinジェットジャガー。
おっと、こいつは…
『ゼロ距離ならば!』
いや、その前にこれがあった。
『この距離ならバリアは張れないな!』
そう、ゼロ距離射撃は男のロマン。
「ゴジラ S.P≪シンギュラポイント≫/第6話・りろんなきすうじ」(2021年5月6日BS11放送/筑紫大介、鈴木拓磨、宮原秀二演出)
マンハッタン島にラドンの大群襲来。ギャオスよりもゾイガーよりも多い、半端無い数のラドンが街を紅塵で染め上げて…。
こりゃもうこの世の終わりですね。
前回、口上決めてアンギラスの前に立ちふさがった大滝のおやっさんinジェットジャガーですが、アンギラスにじゃれるように弄ばれて第1ラウンド敗退。
何かマイケルに弄ばれるハエを思い出してしまいました。
が、爺さん仲間が持ち込んだ捕鯨砲を抱え上げてリマッチ。ゼロ距離射撃で倒した…かに見えましたが…(第2ラウンド暫定勝利)。
一方、東京湾でマンダの群れを追っている海上自衛隊護衛艦艦隊(海外のサイトで「艦艇はDDG-174「JSきりしま」、DD-116「JSてるづき」、DD-119「JSあさひ」の3隻」とか即座に書き込んでいる人がいましたが、何なんだよお前ら)。
そのマンダの群れを後方追尾する巨大な影。
『新たな目標!左艦首距離100 深さ100から急速に浮上中!速度80ノット!』
伊福部サウンドと共に海上に姿を現したのは、護衛艦の全長を余裕で上回る巨大海中生物。
掲示板で「ゴジラアクアティウス」とか書かれていて「既存怪獣じゃないのに何でもう名前がついてんだよ!?」と思ったら、バンダイが一足早くソフビとして発売していやがりました(4月17日発売。税込み2,200円)。
まだゴジラというよりは「グエムル」とか「廃棄物13号」に近いイメージですね。
お話戻ってアンギラス。
仕留めたと思ったのも束の間、華麗に復活して再度侵攻。捕鯨砲最後の一発を抱えて突っ込むおやっさんinジェットジャガーでしたが、頭吹っ飛び後輪大破(おやっさん気絶して第3ラウンド敗退)。
ユンとAIユングが操縦継承。
頭部・後輪をパージ、オートジャイロを補正して二輪走行に修正、背中に張り付いたユン自身が視覚となって第4ラウンド開始。
ここの展開、結構熱い…。
最後の1発で頭部ゼロ距離を狙うユン。果たして勝敗は…。
※ゼロ距離射撃の正しい意味は「砲兵の目の前、あるいは極近い距離に敵が現れたら、砲弾が炸裂する”距離”を”零(ゼロ)”にセットして、弾子(現在で言うところの破片弾・砲弾の中にある大量の小粒の鉄球)をすぐ相手に当てる”射撃”」を言うらしく、銃口を相手に押し当てての射撃は「接射」と言うのが正しい…らしいのですが、「接射」だとファンタジー成分(もしくはロマン成分)がはなはだしく欠損してしまうので、ここは誤用を承知で「ゼロ距離射撃」としたいのですが、どうでしょう?
また、海の向こうでは神野銘(カミノ・メイ)が、葦原カスケードのメカニズム(高次元の時空間のねじれを3次元構造でひねって結ぶ)を解き明かすという快挙を成し遂げましたがどう凄いのか全く分からないので、もちっとお話に絡んで来るのを待つとしましょう。
おまけ
全然関係ないですが、今週の「ゾンビランドサガ リベンジ」第5話で巽が「ゆゆ式」ゆずこリスペクトな滑り芸を披露していたので一緒に挙げておきます。
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★本日5月8日は劇作家・小池一夫先生(1936~2019)の誕生日。
本業以外でも「マジンガーZ」作詞(♪空にそびえる くろがねの城~)、「グレート・マジンガー」作詞(♪おれは涙を流さない ダダッダー!ロボットだから マシーンだから ダダッダー)など熱い血の滾る箴言を刻んでくれています。
今日は小池先生が原作・原案・脚本等で絡んでいるものを幾つかご紹介。
記念すべきシリーズ第1作
今の時流で映像化は多分無理。
そして小池先生もので1本選ぶなら
あと、ここに混ぜるのはとんでもなく抵抗がありますが…
★本日のTV放送❶【19:00~BS日テレ/土曜7時の洋画館】
★本日のTV放送❷【27:15~テレビ東京/サタ☆シネ】