ウパラのプラントから紅塵ごと地底に姿を消したサルンガが地上に。
迎え撃つインド陸軍。
砲撃を加えるのはソビエト連邦で開発された装輪式の装甲兵員輸送車「BTR-60」に砲塔を備え付けた改良型「BTR-60PZ」(だと思う、多分)。
インド陸軍が絵になるのって結構レアなんじゃないでしょうか。
「ゴジラS.P≪シンギュラポイント≫/第10話・りきがくのげんり」(2021年6月3日BS11放送/森田芸成、鈴木拓磨、高橋敦史演出)。
前回、猫を助けてラドンに喰われちまったかのような演出をされていたリー博士ですが、ただのブラフだったようで元気にお食事。
メイは単身インドのBBの元へ。
BBは、インド軍を蹴散らしたサルンガに出来立てホヤホヤのOD(オーソゴナル・ダイアゴナライザー)をプレゼント。
硬質暴れ針と化した紅塵に全身縫い取られ動きを止めるサルンガ(ここで「やったか?」と言ってはいけない)。
一方、東京。
『海から上がり、ガスを吐き、焼け死に、灰から蘇ったと思えば、口から輪を吐く』ゴジラに有効手段を見出せない自衛隊ですが、手をこまねいているわけにもいかず攻撃。
ここで曲が一変。これまでは(今回も冒頭までは)「モスラ対ゴジラ」の印象的なフレーズが使われていましたが、ついに本編メインテーマ登場(しかも謎のコーラスつき)。
自衛隊の攻撃に怒った(?)ゴジラは名称不明の光線(放射熱線とかにしときましょうか)放ってビル真っ二つ、更に「加粒子砲ですか!?」な光線でビル千枚通し。
誰がどう見ても打つ手なし逃げ場無し勝ち目無し。
今回、葦原が残した謎の数列が過去から未来、しかもユンとメイに宛てたメッセージであることが判明。
それは指示か予言か回避のヒントか。
どうまとめるあと3回。
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★本日6月4日は「キルドーザー事件」の日。
2004年のこの日、アメリカ、コロラド州グランピーで装甲化されたブルドーザー(小松製作所製D355Aブルドーザー)が、リアル西部警察な大暴走、カタストロフな破壊活動を演じました。
事件の名前の元になった映画と事件の全貌はこちら。
★本日のTV放送【13:40~テレビ東京/午後のロードショー】