デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

サントラ百人一首番外編~オリジナルサントラCD製作の思ひ出

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ふた昔ほど前。世界が2度目のミレニアムを迎えようとしていた頃。

某コンビニ(最早日本国内でその看板を拝むことはできません)が2000年到来を記念したキャンペーンを計画。名付けてミレニアム・キャンペーン。

その景品のひとつとして「オリジナルCD(シングルサイズ)」を作ろうという事に(正確には私が勝手に「作る」と決めました)。

音源は著作権フリーのクラシックで(意味合いとしてはミレニアム到来を祝うファンファーレな感じ)。

上司ガン無視してその日のうちにビ●ターエンタテインメントに渡りをつけて、翌日には試聴&選曲。

こんな時に他人の意見とか屁の役にも立ちません。独断で私が選んだのはこの5曲。

  1. エドワード・エルガー「威風堂々(第1番Land of Hope and Glory )」
  2. グスターヴ・ホルスト組曲惑星~火星」
  3. リヒャルト・ワーグナーワルキューレ~騎行」
  4. ヨハン・セバスチャン・バッハAirG線上のアリア)」
  5. リヒャルト・シュトラウスツァラトゥストラかく語りき(冒頭部)」


捻りもへったくれもないド真ん中メジャーな曲ばかりですが、私なりのこだわりがありました。

エドワード・エルガー
「威風堂々(第1番Land of Hope and Glory )」


映画「ブラス」のラストシーンで効果的に使われておりましたが、ベイ・シティ・ローラーズのコンサート開演時のメンバー登場BGMでもありました。

そして何と言ってもグラハム・ボネット在籍時のレインボーの開演直前BGM(この曲が終わるとロケット打ち上げのカウントダウンになり、発射のSEにジュディ・ガーラントの「We must be over the RAINBOW」の台詞が被る)。

この台詞に導かれるように1曲目「Eyes of the world」(ビッグバン・ベイダーの入場曲)が始まるのですが、この曲のイントロに使われていたのが、

グスターヴ・ホルスト
組曲惑星~火星」

 

ジョン・ウィリアムズの「スター・ウォーズ」はどこをどう聴いてもこの曲のパクリ。

因みに「Eyes of the world」でドラムを叩きまくっていたコージー・パウエルは、その後在籍した「エマーソン、レイク&パウエル」でこの曲を「火星-戦争をもたらすもの」というタイトルで(8分近いプログレいやメタル曲として)演奏しています。

で、このコージー”渡り鳥”パウエルがレインボーの次に在籍したマイケル・シェンカー・グループがコンサートのオープニングで使っていたのが、

リヒャルト・ワーグナー
ワルキューレ~騎行」

 

地獄の黙示録」のおかげで知らぬ者無しな有名曲になりました。映画ファンにとってはキルゴア中佐とセットでインプットされており、近年もアニメ「GATE 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり」で気の触れたリスペクトがぶちかまされておりました。

ヨハン・セバスチャン・バッハ
AirG線上のアリア)」

 

色々な映画で使われておりますが、個人的印象一番は「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Airまごころを君に」。

2号機vsエヴァシリーズ、1対9のBGM。沁みる。

リヒャルト・シュトラウス
ツァラトゥストラかく語りき(冒頭部)」

 

説明不要の「2001年宇宙の旅」OP/ED。パロディ使用は数知れず。

リック・フレアーの入場曲としても有名。

第1期ディープ・パープルの「詩人タリエシンの世界」ではアイク&ティナ・ターナーのカバー曲「River Deep, Mountain High」の導入部に、3期のライブでは「スペース・トラッキン」のイントロとして使用されたこともありました。

という訳で、映画、クラシックロック/クラシックメタル、プロレス、アニメと私のアイデンティティに係る曲を集めた(ジャケットデザインからライナーノーツまで全部好き勝手に作った公私混同の)1枚でした(ついでにキャンペーンのポスターはベルトリッチの「1900年」のポスター図案を丸パクリしました)。

これ👇。

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このCD、何枚くらいプレスしたんだっけ? もし持っている人がいたら大事にしてやってください。

★ご参考

 

 

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★そして本日6月29日はディープ・パープル唯一のオリジナル・メンバー、イアン・ペイス(1948~)の誕生日(おめでとうございます!)。

パープル絡みの記事は結構上げておりますが、今回はあまり語られることの無い第4期のライブの模様を…。

ついでに「なかった事」にされている上に当のペイスに全くやる気が感じられなかったこのアルバムも。