圭一を守りたい(毎年綿流しの日に村にとって都合の悪い人間を殺すお社様の祟りから救いたい)という一念で雛見沢症候群を発症した(正確には沙都子にH-173を打ち込まれて強制発症させられた)魅音。
暴走した魅音は詩音絞殺、勢い余って祖母お魎電殺(って言い方でいいのか)。
てっきり司令塔だと思っていたお魎が死んで、圭一殺害の指令撤回ができなくなると焦った魅音は村の権力を握る御三家のコンプリート消去を画策。
まずは村長の公由を呼び出して拷問。
流石に爪剥ぎシーンは修正が入りましたが、事後の描写がエグいエグい。
指とか耳とか散乱しているじゃありませんか。
最終安全装置解除。愛の鬼神が雛見沢を駆ける。
「ひぐらしのなく頃に卒/第6話・綿明し編 其の参」(2021年7月29日BS11放送/石黒達也演出)
残る御三家は古出家。当主は勿論、梨花。
昼休み。綿流しの日に祭具殿に入った事を間接的に告白した圭一に「ち、このターンも失敗かよ」と静かにブチ切れた梨花を見て、梨花こそお社様の祟りを操る黒幕と察した魅音は速攻で梨花絞殺。
死体はトイレの便槽に(酷い、酷すぎる)。
腕と頭部が引っかかった梨花にストンピングの雨あられ。
爪剥がしとかよりも遥かに心を抉るシーンです。
当然、午後の授業が始まっても教室に梨花の姿は無し。
困ったのは沙都子。梨花の生死がはっきりしない事には死ぬに死ねません(先に梨花が死んでいないと、同じカケラに転生する事ができなくなる)。
分からないなら知っている人間に聞けばいい。
沙都子は単身、園崎本家へ(沙都子マジ勝負師)。
迎え撃つ魅音が持っているのは「綿騙し編」同様、イジェクター・ロッドのないパイソン。
あー作画修整はしないのか…。
「綿騙し編」のパイソンについてはこちら👇を。
梨花がひょっこり家に戻ってきたとブラフかまして揺さぶりをかける沙都子にパイソン突きつける魅音。
魅音が引き金を引くより早く火を噴いたのは沙都子のガバメント。
崩れ落ちる魅音。と、何とここでパイソンの作画修整!イジェクター・ロッド現出。誰が気付いたのかは分かりませんが偉いぞ。
落ちたパイソンに伸ばした魅音の手を沙都子が粉砕。指が弾け飛ぶショックシーンですが、残念ながらここで作画が崩壊。
飛ばされたのは魅音の右手なのですが、親指が2本あるように見えます。
パイソンのイジェクター・ロッドも再び消失。トリガーカバーの形も変。
このパイソンを沙都子が庭に蹴りだすと、イジェクター・ロッドもトリガーカバーも元通り。
部分的に海外か安い下請けにでも出しちゃったんでしょうか。
梨花が無事お陀仏になっている事を魅音の口から確認した沙都子は安心して死に戻り(勿論、その前に魅音の頭で血糊ペイント)。
これで、園崎家の井戸から発見された詩音とお魎と公由の死体、便槽から発見された梨花の死体、拳銃で相打ちになったかのようにみえた魅音と沙都子の死体の謎が解けました。
次回からは「祟騙し編」の種明かし。鉄平と大石さんの活躍に期待しましょう。
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★本日のTV放送【19:00~BS日テレ/土曜7時の洋画館】
※次週8月7日の同時間帯が「48時間PART2/帰って来たふたり」です。