『これからどうする?』
『まずはスーパーに行こう。そして一番大きくて一番赤くて一番丸いリンゴを買おう。それで美味しいアップルパイをたくさん作って、飛びっきりの紅茶を淹れよう。そうして…仲間を助けに…旅に出よう!』
見事な中締め。やはりヒロインはシエスタ。
「探偵はもう、死んでいる/第7話・いつか、この日を思い出す|第8話・そうしてもう一度、旅にでる」(2021年8月23日深夜BS日テレ放送/栗原学監督)
人間の心臓を奪って歩く「切り裂きジャック」を追う中で、SPESの最高幹部ヘルと遭遇したシエスタと君塚。
君塚をパートナーに指名してNTRを仕掛けてくるヘルと一戦交えた正妻シエスタですが、互いに負傷して痛み分け。
シエスタの傷が癒えるまで暫しの休息となった君塚の前に現れた「自称もうすぐ17歳でも見た目12歳で記憶喪失」の少女アリシア。
シエスタはアリシアを探偵代行に指名して君塚と共に仕掛中の仕事「サファイアの眼(まなこ)」探索に当たらせますが…。
第7話は快気祝いでベロベロになったシエスタが可愛すぎてその他の情報が全く頭に入って来ませんでした。
酔ったシエスタは君塚をベッドに誘って『たまには不真面目な事してみる?』
そのままフェイドアウトして朝。
え…事後? 事後なのか!? 朝チュンなのか!?
二人の反応(君塚『死にたい』、シエスタ『(薬物で君塚の)記憶消す』)から何かがあったのは間違いないのですが、単なる添い寝だったのか、キスくらいしたのか、行く所まで行ったのかは藪の中。
もう気になってヘルもサファイアの眼も彼岸の彼方(笑)。
3人のコントのような生活が続く中、再び起こった「切り裂きジャック」事件。
君塚を助手キープして捜査参画を宣言するアリシアに狼狽を隠せないシエスタ。
『じょ…助手は…あ、あたしの…』
聴き込みの際、犠牲者となった女性の遺族(母親)を力強く慰めるアリシア。
『ありがとう。まるで娘に言われているみたいだったわ』
確かに。だって、この時、アリシアの中には娘さんの…。
この「心臓が取り持つ人格の近似性」って嫌ぁな前振りですよね。
この後、軽い修羅場👇を迎えたシエスタと君塚ですが、推理の糸は互いにひとつの結論へ。
アリシアの言う通り、彼女は「もうすぐ17歳」でした。
「もうすぐ17歳」の、心臓を求めて徘徊する少女・ヘルが生み出した別人格。
取り押さえたものの、SPESのカメレオンに「回収」されてしまったアリシア。
取り戻しに行く事を誓うシエスタと君塚。
まずはアップルパイを食べてから。
おまけ❶
街中に「Sapphire Phantasm」の看板が。
これって斎川唯のあの曲の事ですよね。って事は二人が探している「サファイアの眼」と言うのは…。
おまけ❷
アリシアの中の人のキャラ色々。
(左から)アリシア、ロリ「女子高生の無駄づかい」、こめっこ「このすば」、カンナ「小林さんちのメイドラゴン」
…ロリ専か!?
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★本日8月25日はジョン・バダム監督(1939~)の誕生日(おめでとうございます!)
テーマ選定が「機を見るに敏」な商業監督ですが、そんなそろばん勘定もこの1本で全部チャラ。
★そして本日8月25日はジーン・シモンズ(KISS)、ロバート・ハルフォード(JUDAS PRIEST)の誕生日(おめでとうございます!)。
昨年はライブレポートで重鎮の長寿を寿ぎましたが、今年はアルバムで。
★★★★★★★★★★★ STOP PRESS!★★★★★★★★★★★
二瓶正也死去!
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科学特捜隊・イデ隊員でお馴染み、俳優の二瓶正也(にへい・まさなり。本名二瓶正典=にへい・まさのり)氏がお亡くなりになりました。21日午前0時(発表24日)。誤嚥(ごえん)性肺炎。80歳。
イデ隊員は(ウルトラマンそのものであるが故に人間としての人格を持たない)ハヤタの代わりに苦悩すると言う特殊なポジションでした。
本日は関連してこのエピを。