義理チョコが 定着している糸巻の 沁みて溢れる昭和臭
(だがそこがいい)
世間の潮流に全力で逆走する糸巻商事。
社員は「定時」に退社し(いやこれは1周回って働き方改革最前線か)、バレンタインには義理チョコが乱舞、社員は本命の存在に色めき立つ(中学生かよ、お前ら)。
最早「郷愁」と呼んでいい昭和軸。今日も会社は平和です。
「先輩がうざい後輩の話/第5話・バレンタイン交響曲」(2021年11月6日深夜BS11放送/ふじいたかふみ演出)
男性(と言うか男子)社員が浮足立つバレンタイン。話題の中心は桜井桃子。今年、彼女は誰かに本命チョコを贈るのか(君ら本当に社会人か?)。
その桜井の弟・優人(ゆうと。完全ショタ枠)が登場。
この2人が並んで歩いている姿(優人が植え込みの上を歩いているので反対側から見ると長身の男性と歩いているように見える)を目撃した風間は大ショック。
分かりやすいにも程がある壊れ方。悶々とモヤモヤと妄想が寄せては返し…。
当然、仕事も手に付かず…どころか不審者街道一直線。
まあ色々あって誤解は解けるわけですが、霧も雲も消え去った風間は「見た事のない笑顔」に。
その表情を知っているのは双葉だけ。
※写真右は「とある科学の超電磁砲S/第16話」で上条からビリビリではなくミサカと呼んでもらえた直後の「これまで見た事のない」顔をしている御坂美琴(その表情を知っているのは黒子だけ)。
人は嬉しい事があると新しい表情の引き出しが開くようです。
おまけ❶今週の月城さん
桜井が用意していた土方(風間らとつるんでいるチャラ男)用の義理チョコを強奪。追いすがる土方を押し倒してその口にお手製ウォッカチョコを。
『手作りチョコ、ゲットだぜ』のメゲない反応に『メンタル強いな~』と言われる土方ですが、何をおっしゃいます、これ立派なご褒美でしょ。
私も月城さんに組み敷かれてウォッカチョコねじ込まれてみたいです。
今期は押し倒しプレイが花盛りですな(明日の「歌のお姉さんだってしたい」第5話レビューもご参照ください)。
おまけ❷今週の双葉さん
(偶然出会った優人に)大人の女性扱いされた事を鼻高々で自慢(むしろ子供っぽさって何?)していましたが武田先輩に「そういうとこだぞ」と指摘されて瞬間マイナス無限大に落ち込む双葉。
右はノリノリで下着を選んでいる所を成幸に見られた挙句、胸のサイズ(A)まで知られてしまった古橋文乃(「ぼくたちは勉強ができない!」第8話より)。
★ご参考
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