「ドント・ブリーズ」「クワイエット・プレイス」がヒットしてからと言うもの「ドント・〇〇」という邦題と口を押さえる(もしくは塞がれる)デザインのジャケがやたら増えました。
「ドント・イット」とか文法的にどうなのよ?
これもそんな感じの1本。
「ドント・リサーチ 恐るべき素顔」
(2018年/アンヘル・ゴンサレス監督)
原題は「COMPULSION」。≪(理性で抑えられない)衝動強迫≫。
夫(正確には同棲相手)の浮気を疑ってこっそり後をつけたら、敷地広大、建物ゴージャスなお屋敷へ。
後日、忍び込んだら見てはいけないものがこんにちは。
冒頭、受賞or出品した映画祭のタイトルが次から次。もう終わるか?まだ終わらない(笑)。
何と全部で25クレジット。いや、しつこい。
これだけ続くとかえって身構えちゃいますね。
中身は「♬恋人がサイコキラー」でそれ以上でもそれ以下でもありません。
ちょっと編集にひと捻りあると言えばありますが、お話は脇道も回り道も無しの一本道で終わってみれば「何だラストのオチを描きたかっただけか」な感が拭えず。
主演のマリーナ・エステベスがラダ・ミッチェルとナオミ・ワッツを足して割ったような≪それっぽい≫顔立ちで良い感じではありましたが。
因みに本日11月25日は「女性に対する暴力廃絶のための国際デー」です。
で、特に語ることの無い作品だったので、冒頭の流れを汲んで「よく似たジャケット博覧会」を。
まずは後をつける(もしくは逃げる)女性の足。
オリジンは「イット・フォローズ」でしょうか。
続いて引きずられる女性。
大元は「ヒルズ・ハブ・アイズ2」と思われますが…(一番左は「人喰いトンネル」)。
バリエーションで這い出るもしくは這って逃げる女性。
何か女優さんの顔も同じに見えますね(別人だと思いますが)。
最後に手。何故ゾンビと言えば手なのか。
オリジンは不明。
はてさて、ジャケの沼は深いのか浅いのか…。
★ドント代表
★足代表
★ひきずられる人代表
★手代表