『が…ん…ばっ…て…く…だ…さ…い』
声は届かずとも気持ちは届く。
只野ブースト韋駄天走り@体育祭(でも5組中3位)。
「古見さんはコミュ症です。/第10話・コミュ33~35」(2021年12月8日深夜テレビ東京放送/是本晶演出)
コミュ33「体育祭です。」
第23回伊旦高校体育祭。物事を全て温度で表す根津野ちか(ねつの ちか)先輩は正直ウザい&鬱陶しい。
見せ場はグルグルバットでヘロヘロの只野くんを古見さんが応援するところ。
届くはずのないつぶやきを読唇術のように読み取った只野は瞬時に復活。平衡感覚取り戻して大爆走(でも真ん中の3位。安定走行)。
コミュ34「ちょっと苦しいような気持ちです。」
今週は古見さんが只野くんを意識しまくって乙女オーラ満開。
きっかけは学級委員として仕事押し付けられまくっている只野を見かねた姉御肌の尾根峰ねね(おねみね ねね)。
純粋善意のアシストなのですが、「只野の右席」の座を奪われた古見さんの心中は穏やかではなく…
それは嫉妬だよ、古見さん。
しかし、察しが良いのもおねえさんスキル。
古見さんの想いを察した尾根峰さんはスッと身を引き、応援モードに移行。
多分、この人、本作中唯一バランスのとれた人なんじゃないかと思います。
と思ったら、人気投票では古見さん、只野に続いて3位なんだとか。分かります。
あれこれ仕事を押し付けられている只野くん。一見、いじめのようにも見えますが、古見親衛隊委員会などという要職(?)も任されているので、実は信頼されているのかもしれません。
コミュ35「プリントシールです。」
古見さんがゲーセン/プリクラ初体験。案内人はいつものなじみ(撮れ高のなじみ)と山井さん(激盛りの山井)。
なんだこの謎の二つ名(笑)。
魅惑のゲーセンに瞳キラキラの古見さん。
もうひとつ古見さんの視線を釘付けにしたのがクレーンゲームの猫ストラップ。
気付いた只野が後日こっそりゲット(1回で取れたと言っていますが多分嘘)。
実は古見さんも後からなじみに無理言ってゲーセン再訪、黒猫バージョンをゲットしておりました(自分で取ったのかなじみに取ってもらったのかは不明)。
狼狽する只野に交換を申し出る古見さん。
只野からのプレゼント&お揃という「恋人プレイ」にひとりはしゃぐ古見さん可愛すぎ。
古見さんと只野のキャッキャウフフな関係をもっと見たいでございます。
★本日12月10日は武智鉄二監督(1912~1998)の誕生日。
武智監督と言えば「花魁」とこれしか思いつきません。
★もうおひとかた、本日は脚本家・市川森一(1941~2011)の命日。
個人的代表作はやはりこれ。