≪前略とうちゃん…初めての合コンです。緊張してます。警察学校で初めて射撃訓練をした時以来の緊張に打ち震えてます≫
『カタギと知り合える貴重なチャンス…気合入れてくよ』
『お…押忍!』
降って湧いた合コン話に気合満点の藤とガッチガチの川合。
会場となった居酒屋個室。衝立ひとつ挟んだ隣にいたのは…。
「ハコヅメ~交番女子の逆襲~/第6話」(2022年2月9日深夜TOKYO MX放送/佐藤雄三監督)
◆合コン狂想曲
藤らの隣の個室で同じく合コンをしていたのは源&山田のモジャツンペア。
通路を通り過ぎざま藤と目が合って蒼白になる山田。グッとカメラが寄った瞬間、ピシャリと綴じられる襖。
ホラーでよく使われる演出ですが笑いました。
恐怖の演出が笑いと表裏一体であることを示す名(迷)シーンです(こういう動きはアニメならでは)。
速攻、源を呼び出して難癖をつける藤。負けじと返す源。
『さっきから言っている事がお互いさますぎる』
『言っても言われても血だらけになるね』
モジャツンの相手は看護師。刑事がお嫁さんにしたいナンバーワン職業(ソースは源)。
刑事という職業を盛り放題盛って話を膨らます男子チームと、警察官であることを完全秘匿して事務と言い張る女子チーム。
嫌なアイコンタクトだなぁ…。
健闘虚しく空き家火災で全署招集。次の合コンはいつの日か…。
◆暴走ポリス
“山中集落で男が刃物を持って暴れている”という「ひぐらしかよ!」な通報。
イメージ・カットは多治見要蔵@八つ墓村(やはり今週はホラー演出回だ)。
何故か「第一臨場」に異常な執着を示す源と藤。互いの(小学生レベルな)意地の張り合いもあり、ほとんどキャノンボールな公道レース。
そんなに1番がいいのか源。
結局、農作業中に鎌を持ったまま奥さんを大声で呼んだ田舎のおっちゃんの方言を「惨劇」と勘違いした観光客による誤通報と判明。
署長車ボコボコにした源刑事の運命は…。
おまけ
問題です。源刑事の乗った署長車のナンバープレートが一部反転していましたが、これはわざとでしょうか、作画ミスでしょうか、海外発注したK国の仕込みでしょうか、それともどこかに忖度した気遣いでしょうか。
原作も反転している所を見ると何か事情があるんでしょうねえ(って答え知らねぇのかよ!? はい、ちょっと気になっただけです、すみません)。
★多治見要蔵についてはこちらを。
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追悼:ダグラス・トランブル
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映画視覚効果技師のダグラス・トランブルがお亡くなりになりました。
2月7日。中皮腫による合併症のため。79歳。
本日は監督も務めたこの2本を。
ご冥福をお祈りいたします。
★本日2月11日はバート・レイノルズ(1936~2018)の誕生日。
問答無用でこの2本。