デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

ヒロインに特殊能力は不要。 2021-22秋冬ヒロイン選手権

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昨日の「怪人開発部の黒井津さん」最終回で今期もほぼ終了。恒例のヒロイン選手権を。

★春夏のおさらいはこちらから。

 

いつものように好きなものだけ自分勝手に盛り付けた御意見無用なビュッフェスタイル。ではどうぞ。

第1位 喜多川海夢(きたがわ まりん)

「その着せ替え人形(ピスクドール)は恋をする」

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好きなものを好きと言える…簡単そうで難しい(少なくとも主人公・五条新菜には羨望の対象)ことを難なくこなす女子高生。好きなものとは「コスプレ」。キャラクターとの一体化は究極の愛。

イケイケかと思いきや、純で一途で繊細で。立場をわきまえた常識人で。ただ行動力は人一倍。

ヒロインの鑑かと思います。

 


第2位 古見硝子(こみ しょうこ)

古見さんはコミュ症です。」

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容姿端麗・頭脳明晰・スポーツ万能でありながら、会話が困難、いや不能というレベルでコミュニケーションが苦手という斬新ヒロイン。

高校生活の夢は「友達100人作る事」。

いかにも人間関係構築で様々なトラブルが発生しそうな設定ですが、周囲が全てを好意的に解釈して事態が常に良い方に転ぶ優しい世界(馬鹿と変態しかいない)。

二期、期待しております。

 

第3位 高木さん(たかぎさん)

からかい上手の高木さん3」

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3期の高木さんは押して押して押しまくる恋の武闘派(攻撃力は抜群ですが、防御は紙レベル)。押されながらもポイントポイントで男を魅せる西片。高木さんの真意に気付いてしまった西片は…。

劇場版、楽しみにしております。


第4位 月城モナ(つきしろもな)

「先輩がうざい後輩の話」

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今回唯一のサブヒロイン枠。よく言えばミステリアス、有体に言えば変わり者。飄々とオフィスを渡る浮浪雲

私も月城さんの「馬乗りバレンタインチョコ」を喰らってみたい。


別枠 ウルフくんちゃん/橘(たちばな)/高崎三奈美(たかさきみなみ)

「怪人開発部の黒井津さん」「異世界美少女受肉おじさんと」「しょうたいむ!~歌のお姉さんだってしたい~」

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今回の悩みどころはウルフくんちゃんと橘と高崎三奈美お姉さん。

ウルフくんちゃんは身体は女子ですがメンタルは男子中学生だし、橘は見た目超絶美少女ですが中身は32歳のおっさんだし、歌のお姉さんはキャラ立ち以前にエロアニメだし(でも二期始まったら観る)。

正調ヒロインと呼ぶのはちと抵抗があったので別枠にしました。

5位に四谷みこ(「見える子ちゃん」)を入れるかも悩みましたが、エロとホラーのバランスが微妙。原作愛読者からはエロはいらないと不評だったようですが、わたし的にはむしろ「エロが足りない」。

そもそももっとテンポ良く進んで心霊バトルとホラー演出に注力してくれれば、エロの存在など気にならなかったのですが。

春夏は聖女やら魔女やら「魔法が使える人」が多くランクインしましたが、秋冬はフツーの女子中高生がメインとなりました。ヒロインに特殊能力は不要ということでしょうか。


という訳で春期アニメスタート前の(一部スタートしておりますが)秋冬総決算でした。



 

f:id:zombieito:20220226131605g:plainランキング投票です。普通のヒロインが好きな方はワンポチを。



 

追悼:C.W.マッコール

 

カントリー・ミュージック・シンガーのC.W.マッコール(1928~)がお亡くなりになりました。

4月1日。コロラド州オウレイにて。死因等詳細不明…ですが93歳なのでまあ天寿全うなのではないでしょうか。

マッコール関連の映画と言えばやはりこれ。