就労ダメ絶対！　まちカドまぞく２丁目＃5 - デストピア経典～曼荼羅畑でつかまえて（三代目）

『一番駄目なのは嫌な記憶を何度も心の中で反芻しちゃう奴だ！そういう奴の夢はな、ドロドロで動きづらい』

あ～それで桃の深層意識は…。

見習いましょう。嫌な事はとっとと忘れるに限ります。

「まちカドまぞく２丁目／第5話・かちこめ！桃色のシャミ子奪還作戦！」（2022年5月5日深夜TBS放送／則座誠演出）

魔族経営の喫茶あすらのまかない料理（無料＆食べ放題、ただし、食べ過ぎるとラリって睡眠不足になって記憶が飛ぶ）中毒となったシャミ子。

10の肉塊となったご先祖依り代と引き換えに何とか奪還に成功した桃らでしたが、肝心な（失踪した魔法少女・千代田桜に関する）情報は得られないまま。

さて、どうしたものか、と悩んでいるところにあすらのマスター・白澤とリコがお礼参り…じゃなくてお詫びのためばんだ荘へ。

狭い吉田家に魔族４人（シャミ子、ご先祖、白澤、リコ）、関係者2人（母・清子、妹・良子）、魔法少女1人の合計７人（お父さんBOXのヨシュア入れれば８名ですが、とりあえずノーカン）が先を争ってボケるツッコむバトロワる。

各々の発言と情報を整理すると、

白澤が最後に桜にあったのは10年前のクリスマス。
桃が見た魔法少女のコアは水晶状で動かなかったが、リコが見たコアは動物の形で動いていた。
たまさくら商店街のゆるキャラ「たまさくらちゃん」をデザインしたのは白澤。
たまさくらちゃんは雰囲気や色合いが桜に似ている（から桃は生活に支障がでるレベルでたまさくらちゃんが気になる）。
たまさくらちゃんのモデルは10年前の12月28日に白澤が見た猫の妖精さん。
その妖精さんは雪に足跡もつけず、桜の花びらをまき散らしながらせいいき記念病院の壁に消えていった。
せいいき記念病院は、子供の頃シャミ子が入院していたところ。
その猫の妖精さんこそ、桜のコアなのでは!?（良子名推理）
シャミ子本人に10年前の記憶は全く残っていないが、当時のシャミ子が白い猫さんとお話したと言っていた事を母・清子が覚えていた。

結論：10年前、シャミ子は桜（のコア）と会っている！

記憶がないなら探しに行けばいい。シャミ子の一族の能力「あらゆる有情無情の無意識に進入（以下略）」を使って、自身の夢にダイブ、当時の記憶に接触しようという「どこかで観たことがあるがどこで観たのか思い出せない」試みに挑戦。

この能力故、シャミ子の一族は「夢魔」（英語字幕だとサキュバス）と呼ばれていたそうですが、そうか、シャミ子はサキュバスだったのか。だからあんなにおっぱ（以下略）。