『お兄ちゃん、ただいま~生きてる~……!!!……女の匂いがする』
何かに勘づいた妹。
兄妹揃って察しがいいなぁ。
その匂いはね…
「古見さんはコミュ症です。/第18話」(2022年5月11日深夜テレビ東京放送/前田基匡演出)
◆コミュ61「それぞれのお正月です。」
明けて正月2日。のっそりと起きて来た只野くんを出迎える妹・瞳…となじみ。
『あれ?何でいるの、お前?』
『忘れちゃったの?昨日一緒に深夜までゲームしてたじゃないか』
君ら、元旦からゲーム三昧だったんかい。仲いいのう。
そのなじみの思い付き突発提案「皆も呼んでぞろぞろ初詣に行こう!」。
片っ端からお誘い電話を掛けまくるなじみ。携帯の向こうにはそれぞれのお正月が。
立ち位置が完全に左門豊作な尾根峰姉さんも良かったですが、やはり一番は携帯ゲームに熱中している中々さん。
『手に汗握る時間制のボスバトル!いや~さすがの難易度調整!ハラハラしますなぁ!』
あと一息、これならイケル、という所でなじみの電話が入って強制中断。ご愁傷様。
中々さんは絶対、キャラ作りをしていないオフの方が魅力的だと思います。
そしてもうひとり。クリスマスから暖炉の映像見続けて年を越したことに気付いていない尾鶏さん。
12月25日からなら丸1週間、暖炉の映像だけを眺めていた事になりますが…(完全に体内時計が人と違うスピードで回っている)。
ハワイの山井さんと電波の届かない田舎の井中さんを除いて招集完了。勿論、古見さんも。
只野くんには隠していましたが、古見さんの引いたおみくじは大吉。
待ち人は来る。恋愛は良い人。本年もよろしく。
◆コミュ62「アイススケートです。」
裏ヒロイン片居くんの「只野くんと友達になろう大作戦」。
古見さんも誘って3人でアイススケート(赤レンガ倉庫じゃん)。
何と、只野くん、普通に滑れるんですね(誘った片居くんはガチ初心者)。
手を繋いで滑る只野・片居ペアに「メインヒロインの座を奪われる」危機感を感じる古見さんでした。
◆コミュ63「風邪です。」
39度越えの熱を出して寝込んでしまった只野くん。
家族は日帰り温泉で留守。熱下がらず起きれず水無く飯無く気力無く。
このままでは死ぬ…死んでしまう。誰かに助けを…こんな時こそなじみだ…あ、もしもしなじみ?ちょっと風邪ひいちゃってさ…え?古見さん!?
天の采配、間違い電話。そしてやって来たのは…
『来ちゃった♡』と口には出しませんが(勿論ノートにも書きませんが)、ラブコメ鉄板お見舞い回。
グイグイと中に入ってまずは生姜湯。続いて小ネギと卵の雑炊。
完成したら『あ~ん💛』
≪…生きよう≫
別の意味で昇天しそうでしたが、何とか現世に留まった只野くんでした。
帰宅した妹が、料理の匂いではなく「女の匂い」を感じ取った辺り、侮れない嗅覚です。
★にしても「お見舞い回」の何と捗る事よ…。