【邪魔だもん（>Д<）】RPG不動産 ♯5-6【いらないもん（>﹏<）】 - デストピア経典～曼荼羅畑でつかまえて（三代目）

『海だー!』

いきなり海辺。突然の水着回。

海を見て興奮したファーは水着投げ捨て全力疾走。

ルフリアの肌の美しさに感嘆する琴音…を見た（戦士であるが故に女らしさと言うモノに一方ならぬ憧憬を抱いている）ラキラが対抗。

『私だって日焼けしていないところあるもん！』

『ただでさえ面積の狭い布をめくっちゃ駄目です～！』

そんなラキラがルフリアの肌以上に気になるのが、琴音の「胸」。

人間、勝てないと分かると自分を納得させる言い訳を作るもの。

あんなものあったって、筋トレや戦闘の時には…。

『邪魔だもん（>Д<）いらないもん（>﹏<）』

戦士と乙女の間には…。

「RPG不動産／5軒目・6軒目」（2022年5月4日・11日深夜TOKYO MX放送／越田知明監督）

5軒目「サマー！水着が似合うすごい良いお家、見つけました！」

そもそも何故彼女らが海辺に来ているのかと言えば、4人で住める激安豪邸の出物がこの近くにあったから。

しかし、指定場所を探してもそれらしい物件は見当たらず。

岩に挟まっていたカニ（型の亜人。中の人は「このすば」カズマさん）を助けて聞いてみたら、その物件は海の中にあると言う。

物件紹介者から預かった箱（まんま玉手箱）を開けると中には水中呼吸用のポーションが。

助けたカニに連れられて、海底潜って来てみれば…

そこは竜宮か、ノンマルトかルルイエか。

カニの口から、水中呼吸用ポーションを作れるのは人魚だけだが、人間が人魚を乱獲したため、その数は減少し、最後のひとりも死んでしまった、という嫌な歴史が。

恐らく物件紹介者はこの海底の館で人目を忍んで人魚との逢瀬を愉しんでいた人間。人魚が死んだ事で館を手放す気になったのでしょう。

しかし、水中呼吸用ポーションを作れる人魚はもうこの世になく、琴音たちも再度ここを訪れる事はできません。

4人で住むのは諦め、館はカニさんに託して帰路。ちょっと切ないお話でした。

5軒目後半は出来心でドラゴンを騙ってしまった（擬態能力だけはある）おだんごのモンスター（見た目はほぼティッピー）を諫めて助けるお話。

最後におだんごモンスターが、人間と亜人の言葉がわかるファーに、

『それ（通訳）ができたのは魔王様だけだって聞いてたけど君みたいな特異体質の亜人がいたなんて知らなかったな～！』

という嫌～な前振りを。

その夜、琴音は月光に照らされて今までとは全く違う神秘のベールに包まれた表情を見せるファーを目撃し…。

6軒目「死神に捧げるメロディ!?友達だもん！みんな仲良くです！」

再び現れたドラゴンに家を焼かれた避難民たち。一旦はお城で夜露を凌いでもらう事になりましたが、そこはでっかい体育館のようなもの。居住空間には程遠く。

一刻もはやく仮住まいの場所を探さなくては（RPG不動産は王国直轄なので、お役人の無理難題にも応えなければなりません）。

一方、RPG不動産には、今の住まいから立ち退きを迫られているので新しい家を探して欲しいと言う吟遊詩人のお姉さんポーラが。

立ち退きの理由は彼女の歌声。

昼夜問わず響き渡る破壊音声（人は倒れ、ガラスは割れ…「ブリキの太鼓」のオスカル少年のような…嗚呼、この例えは駄目だ！）。

仕事（何故かバニーガール）の関係で街中がいい、歌は毎日歌う（寝言でも歌う）という鬼条件。

街中にそんな物件はありませんが、野に放てば森の生態系が崩れてしまう。

ラキラが見つけて来たのは町はずれの城。呪われている上にあちこちにトラップが仕掛けてあるので、一般人は入居不能。しかし…

ポーラはレベル99超え（そこから数えていないので実際にはいくつか分からない）の勇者なので、回避は余裕。

憑りついていた死神も歌声で一蹴。