『第一偵察機発艦準備! 続いて瑞雲二番機、発艦作業始め!…二番機、発艦!』
カタパルト・オフィサー(妖精さん)のサインで航空巡洋艦・最上から次々飛び立つ偵察機・瑞雲。
絵柄は「トップガン」、台詞は「エヴァンゲリオン」(『発進、準備!』『発進準備完了』『…発進!』)。
いやがうえにも盛り上がるシチュエーションではありますが…。
「艦これ いつかあの海で/EpisodeⅡ・海峡へ」(2022年11月10日深夜TOKYO MX放送/福元しんいち演出)
一路、スリガオ海峡に向かって進撃する全滅覚悟の囮部隊・第一遊撃部隊第三部隊。
最上が飛ばした偵察機・瑞雲が発見したのは…
『レイテ湾、敵状。輸送船80、戦艦4、巡洋艦多数、更に駆逐艦多数を認む!』
『上等ね…予想通りの大部隊』
しかし、待ち伏せ部隊を叩くより先にやって来た敵機の編隊。
『艦隊防空強風隊、発艦始め!』
水上戦闘機・強風は、開発難航により活躍の機会を失った残念機体ですが、後の極地戦闘機・紫電及び紫電改のベースとなっています。
『続いて瑞雲隊も発艦始め!できるだけ上げる!』
『対空戦闘用意!三式弾、装填!』
三式弾は主に戦艦・巡洋艦用に開発された対空砲弾。全長160cm、重量1,360kg。内部に996個の弾子を内蔵した「バカみたいにでっかい散弾」です。
見よ、この凛々しい発射姿。砲弾の準備をしているのは勿論妖精さんだ!
短時間で終わった奇襲攻撃ですが、この戦闘で
扶桑は艦尾に命中弾を受け、搭載水偵2機が炎上、時雨も1番砲塔に直撃弾を受け、最上は敵機の機銃掃射で死傷者を出した。
空襲は5分ほどで終わったが、引き続き空襲があると考えた長官の西村中将は9時50分、最上搭載の水偵2機をサンホセ基地に避難させるべく急遽発進させた。
【Wikipedia「スリガオ海峡海戦」より】
『残った強風改はサンホセに返すよ』
ここまでは細部に至るまで史実通りですが…。
今回の収穫は妖精さんの脱出シーンが見られたこと。
空中戦で強風が被弾。そのまま墜落・戦死(消失?)かと思いきや、妖精さんは機体からジャンプ。パラシュートで降下しました。
妖精さんは死なない。逃げる。生き残る。
前回の駆逐艦・白露の除隊カットと併せ、希望の光を見たような気がいたします。
★前回のおさらいはこちらから。
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★本日11月12日は由美かおる姉様(1950~)の誕生日(おめでとうございます!)
「水戸黄門」(TBS)での入浴シーンが何分台にあるかが「TVブックメイカー」(フジ)の俎上に乗った事もありました。
由美かおるで映画と言えばこの2本でしょう。