デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

【あれもこれも口移し】チェンソーマン ♯7【大人の通過儀礼は過酷だぜ】

『ドブみてえに不味いでもよお、テメエのそん苦しい顔見ながら飲みゃ、イチゴジャムみてえだぜぇ!』

ホテルに居座る悪魔によって、開かずの8階に囚われた公安対魔特異課の面々。

解放の条件はデンジを喰わせること。状況打開のため、チェンソーとなって悪魔の口にダイブしたデンジでしたが、あっという間に血が足りなくなってチェンソー消失。

しかし、悪魔の血を啜って再生。ここに出血→弱体→相手の血を飲んで復活という永久機関が完成しました。

3日3晩、休むことなく悪魔を切り刻み続けた結果、遂に悪魔が自らの弱点《心臓》を差し出して死を願うまでに。

この規格外の暴れっぷりを目の当たりにした姫野の脳裏をよぎる師匠の言葉。

『悪魔の恐れるデビルハンターはな、頭のネジがぶっ飛んでる奴だ』


マトモな奴は悪魔の攻撃を恐れる。素直で真っ直ぐ、単純。だから悪魔もどうすれば怖がるか分かっちまう。逆に頭のネジがぶっ飛んでいる奴は悪魔も理解できない。だから恐れる。

『この最高にネジがぶっとんでいる男なら、銃野郎を殺せるかもしれない』


チェンソーマン/第7話・キスの味」(2022年11月22日深夜テレビ東京放送/中園真登演出)

無事ホテルの外に出ることが出来たデンジらですが、気になるのは姫野のご褒美「ベロキス」。

褒賞の場は4課新人歓迎会。

シラフだと恥ずかしいから、もーちょっと酔ったらしてあげる。と言っている所に特別ゲスト、マキマさん到着。

『デンジくん、誰かとキスするの?』

『しません!』

『うえー、デンジくん、(わたしと)キスしないの?』

『しまーす!』


デンジ自称多分大体16歳。思春期の衝動は誰にも止められません。

『マキマさんはデンジの事、何か知ってるんじゃないですか?』

かねてよりの疑問をマキマにぶつけるアキ。マキマの出した条件は…

『私より飲んだら教えてあげる』

カウントは生一本勝負。姫野も加わって生・生・生の大合唱。

時間経過不明ですがアキも姫野も揃って轟沈。マキマは顔色一つ変えずに更におかわり。蟒蛇(うわばみ)ですマキマさん。


話が横っ飛びしますが、昔いた会社で後輩二人連れて飲みに行った時の話。

いい年こいた野郎3人がアニメの話で大盛り上がり。ひとしきり飲み食いした所でお会計…がちょっと高い。普通の居酒屋でぼったくりの店ではないはず。にしてもこの金額は…。

『いや、そんなに喰ってないだろ。ちょっと伝票上から読み上げてみ』

『はい…大生31杯…』

『うん、分かった、もういい』

墓標のように並んだジョッキを見てちょっと昔を思い出しました(普通は空いたジョッキは下げるから、こんなに並んだりしませんけどね)。

という前後不覚ベロベロデロデロな状態で遂に姫野がデンジの唇を…。


(でも何だ、この感触が舌?気持ちいい!柔らかい!柔らかい!何だこれ?舌?口の中でとろけてるぞ…舌…じゃない!)※自主規制で以下略。

デス&リバース。ドブみてぇに不味い血の更に上行く初KISS。謹んでお悔やみ申し上げます。

解散後、何と姫野がデンジを担いで「お持ち帰り」(ほとんど「狩り」だな)。


目覚めれば姫野自宅、ベッドの上。水くれと言うデンジに姫野が口移し缶ビール。

ったくアキもデンジも何故揃いも揃ってマキマLOVEなのか!? と愚痴って倒れて添い寝して…。

『…しちゃう?』

トラウマ初KISSに続いて大人の階段駆け上ってしまうのかデンジ!?

 

 

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★KISSと言えば、11月30日に一夜限りの来日公演(@東京ドーム)を果たすKISSですが、本日11月24日はKISS二代目ドラマー、エリック・カー(1950~1991)の命日。

フル・ボリュームで「勇者の叫び」を聴きましょう。

 

★折角なので、オリジナルメンバーによるアルバムも。


★本日のTV放送【18:30~BS日テレ/木曜は!特選時代劇】