『ほら、いましたよ、後藤さん』
『本当にナメクジのいそうな場所にいた』
『ゴミ箱とかタンクの中、探した甲斐がありましたね』
文化祭当日、メイド衣装のままクラス(メイド喫茶)から遁走したぼっち。
喜多ちゃんのぼっち生態解説で「人がいなくて、じめ~っとしていて、ナメクジが隠れそうな所」を探す事にした結束バンドの面々。
で、見つけた訳ですが、虹夏は頭に葉っぱ乗っけてますし、スカートも汚れています。
冗談じゃなくてゴミ箱とかタンクの中、探したんです。この人たち。
「友達」を見つけるために。
「ぼっち・ざ・ろっく!/第11話・十二進法の夕景」(2022年12月17日深夜TOKYO MX放送/山本ゆうすけ演出)
学園祭ライブ前日(つまり学園祭初日)からライブ1曲目直前まで。
見事な溜め回。
ぼっちを確保(喜多ちゃんがしっかりぼっちの手を取っている)した結束バンドは連行ついでに学祭堪能の寄り道三昧。
『喜多さんと違って、こういう学校行事、楽しかった記憶が一度もない』
気おくれするぼっち。でも、お化け屋敷、クレープ、射的、千本引き…
『皆で回る文化祭も悪くないかも…』
そこは多分「皆で」ではなく「友達と」が正解なんだと思いますが、まだぼっちの中に友達の概念が出来ていないのかもしれません。
今回一番のお気に入りカット。リョウの「やりつくしたぜ」的満足顔が堪りません。
無事、職場(?)復帰を果たしたぼっちですが、ここで「巨乳疑惑」が浮上。
原作ではくっきりはっきり巨乳なのですが、アニメでは膨らみ抑えめ露出控えめ。
かろうじて水着のイメージ(リョウの妄想)カットでのみ、その片鱗を窺うことができます。
設定は変えないけど、今色々うるさいし、あまり言及はしないよ、ってな事なのでしょうか。
ぼっちのクラスの出し物「メイド喫茶」のメニューはオムライス一択(名前は幾つかありますが出て来るのは同じオムライス)。
お約束の「美味しくなる呪文」をリクエストする虹夏。
ぼっちの呪文は文字通りの「呪い文」。見かねた喜多ちゃんがお手本披露。
もう完全に魔法少女の変身バンクで『キターン!』発動。パサついていた冷食が、
『ケチャップの程よい酸味とソースの甘さが溶け合い、暖かな家庭を感じる味に変わった!』
恐るべし『キターン』パワー(因みに『キターン!』の英語字幕は「SHINE!」でした。うん、訳せないよな、こんなもん)。
スタジオで最後のリハ。ここで喜多ちゃんの演奏の変化に気づいたぼっち。喜多ちゃん、多分陰で滅茶苦茶努力したんだと思います。
そして本番。昨日は見上げたステージ。今日はその上に立つ結束バンド。
見渡せば、家族が、ファン1号2号が、きくり姐さんが、そしてクラスメイトが。
期待のハードルは上がり放題だぞ。
次回、最終回。
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★本日12月19日は漫画家ゆうきまさみ(1957~)の誕生日(おめでとうございます!)
「パトレイバー」も勿論大好きですが、代表作ならやっぱりこっち。
★本日のTV放送【18:54~BSテレ東/シネマクラッシュ】
※放送は「特別編《新録吹き替え版》」だそうです。