1作目をご紹介してからエライ事間が空いてしまいましたが、ようやくの続編。
お話は以前のブログ👇をご参照頂くとして、
ざっくり登場人物はこちら👇
西野聖剛(白竜)率いる黒川組の若頭・成田朝雄(小沢和義)は(組長に内緒で)殺しも請け負う外道ヤクザ。
殺しの実行犯は成田が飼っている殺人機械(名無し。小沢仁志。以下小沢)。
こいつが仕事熱心に見えてただの殺人狂。目的遂行のためには手段を選ばないどころか、目的も忘れて次から次に死体の山。
もう誰にも止められない。
「大激突2~果てなき抗争~」(2018年/港雄二監督)
前作はシノギ(=殺し)の露見を恐れる成田の権謀術策(若頭補佐・藤岡率いる藤岡総業を焚きつけて、森貞組との抗争を無理矢理作り上げ、森貞組が所属している京浜連合の末端・国本組組長・国本をマトにかけ…)がお話のメインでしたが、「2」では完全に小沢仁志の滅茶ぶつけ殺戮行脚に焦点が。
殺ると決めたらどこまで殺るさ。邪魔だと思えば関係なくても迷わず殺す。
小沢に舎弟と兄と慕う国本組組長・国本を殺された森貞組の若頭・安田(山口祥行)は一気に黒川組のてっぺん、西野を殺ろうと動き出しますが…。
小沢は銃撃戦だけではなく、近接格闘も披露。
両手を前に組んだ「待ち」の姿勢から、相手に手を出させ、その手を払いながら、被弾箇所だけ確実に狙ってくる打撃技。どことなく道場で合気道の稽古をつけているセガール親父みたいです。
企みが露見して窮地に立たされた成田。殺せりゃ何でもいいとばかりに西野の事務所に突っ込んでいく小沢。幸か不幸か同時にカチコミかけて鉢合わせした安田。
小沢も安田も狙いは西野。しかし、その前に邪魔者を…。
防弾チョッキ着こんで至近距離から逃げず避けずの弾き合い。
おっと、これって…。
「トランス・シューター」じゃないですか。
いや、乗り込む時に塀をよじ登っているから、やはり「男たちの挽歌2」か。
終わらぬ乱撃戦を唐突にぶった切って「今日はここまで」。
おっとてっきり「2」で完結するもんだとばかり思っていたのに続くんかい!?
でもまだ「3」出来てないよなあ…。
★ご参考
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★本日12月31日はアンソニー・ホプキンス(1937~)の誕生日(おめでとうございます!)
この人が出ているとなんでも「異色作」になってしまう気がいたしますが、今回はこの2本立てで。
★本日のTV放送❶【13:01~BSプレミアム/プレミアムシネマ】
★本日のTV放送❷【22:55~BSプレミアム/プレミアムシネマ】
という訳で今年はこれで御用納めです。お付き合いありがとうございました。来年も宜しくお願いいたします。