犬になって(理由などどうでもいい!)雨の中行き倒れていた男子高校生が憧れの美少女に拾われてワンダフルライフ。
…という設定を聞いた時、要するに犬目線ローアングルで美少女の私生活を覗き見る所謂Peeping Tomなお話か、しかし犬だと会話出来ない(口説けない)し、行為が受け専(?)になってしまうな、と余計な心配をしてしまいましたが、どうもそういうアニメではないみたいです。
「犬になったら好きな人に拾われた。/第1話・お手。」(2023年1月6日深夜TOKYO MX放送/安ドウタカシ演出)
まず主人公を拾った女子高生・犬飼加恋(いぬかい かれん)が怪しい。
クラスでは無表情なクールビューティーのようですが、犬を見る目は慈愛のお煮しめ。
それが母親に名前を呼ばれた途端、この👇表情。
母親(童顔美形。中の人は朝比奈みくる)との間だけの問題なのか、対人関係全てに難ありなのか。いずれにしても闇を抱えていそうです犬飼加恋。
初の覗き見はお風呂場脱衣。
つなぎ目が不自然になってしまったので一部原作の絵柄でマスキングしてみました。
抱えられて一緒にお風呂。鏡の前でようやく自分が犬になっている事に気づく主人公ですが、遅い、遅すぎるぞ。
放送バージョンは湯気がこれでもか!とばかりにいい仕事をしているので、原作画で補完しようとしたら、原作は髪を束ねずサイドに垂らしているので髪ブラに!くっそー。
原作にはない無駄に入念なボディウォッシュ。しかも何故か「フランダースの犬」のようなリズムの歌が被さる狂った仕様。
追記:湯気の無いカット
洗い終わって湯船。改めて犬を眺めて大はしゃぎ大興奮。勢い余ってぺろぺろはむはむ。
どうやら加恋さん、他人と接する時は冷淡ですが、犬の前では別人格になるようです。
風呂上がりに「お座り」「お手」。人語は分かるので「そんな事したら本当に犬に…」と思いますが抗いきれず…。
今回タイトル画像ボツ案。
本作は単なる覗きアニメではなく、人間男子の意識を持ちながら、憧れの美少女に変態プレイを強いられる犬の葛藤を描くアブノーマルアニメのようです。
『今日から君はポチ太だよ』
そのままED突入。「♪ハウス!ハウス!ハウス!ハウス!」
どう聞いても「♪ハーレム!ハーレム!ハーレム!ハーレム!」と同じノリ。
よく見りゃ「調教師というキャラ」「最初の命令がお座り」という所までトレスしている!
しかも犬の名前、ポチ太なのか!
「ハーレムきゃんぷっ!」「チェンソーマン」終了直後のこの偶然。図ってできるものではありません。
正に奇跡。
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★プレイバック調教師
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★本日1月8日は脚本家・小山内美江子先生(1930~)の誕生日(93歳!おめでとうございます!)
小山内先生と言えば何はさておき「金八先生」シリーズ。“教育系”の印象が強いお方ですが、結構こちら側の作品も。
今回はこの2本立てで。
★本日のTV放送【18:30~BS日テレ/日曜ロードショー】
追悼:ジョセフ・クー
香港映画の燃えサントラ作曲家、ジョセフ・クーがお亡くなりになっていました。
1月3日。カナダ、バンクーバーの自宅にて。89歳。
「ドラゴン怒りの鉄拳」「ドラゴンへの道」「男たちの挽歌」「同Ⅱ」ついでに「死亡遊戯」の香港版主題歌。
どれも男泣き燃えサントラです。
謹んで哀悼を。