『やっぱ(1本勝ちの)ベスト1はあれかも!上四方固めだったよね、確か。早苗の初勝利』
1本勝ちの試合は全部覚えている。そのベスト1に親友・滝川早苗の初勝利を挙げる未知。
『判子、何段目だっけ?』
柔道は中学まで。早苗が母親と交わした約束。でもやっぱり柔道がしたい。未知と。
入部申込書には保護者の印が必要。渋る母を尻目に判子を探す父。
『一緒に…柔道したくて』
中学最後の試合で心ならずも締め落としてしまった事を謝りたい。そして一緒に柔道がしたい。未知と。そのために(出会える確証もないのに)青葉西高を選んだ氷浦永遠。
『ここは戦場よ。勇気無き者に勝利の女神は振り向かない』
声が出せなくて購買部という戦場でパンを手に出来ない永遠ですが、道着を着ると少し勇気が出る。ならば全員で道着を着て購買に行こう。縄文デラックスチョココロネを買おう。
その3人の横で剣道の防具をつけてまで付き合ってくれる南雲安奈。
もうお前ら全員最高過ぎる!
「もういっぽん!/第2話・結成!復活!再始動!」(2023年1月15日深夜テレビ東京放送/サトウユーゾー演出)
部員は揃った。撤去された畳も戻した。剣道部と相部屋とは言え部室もできた。
『いよいよ青葉西高校柔道部…結成!』
『再始動!』
『復活…』
どの表現が正しいのか揉み合っているうちにそのまま乱取り。
柔道が出来る歓びに比べたら呼び方なんて…。
景気よく未知と早苗を投げ転がす永遠。何と永遠は52kg級で全国出場経験のある猛者でした。
しかも柔道始めたのは中2から。未知が始めたのは小6。なのにこの実力差。
『泣けてくるなぁ』
しかし、実力上位者との練習は上達の最短距離。永遠と練習すればもちっと強くなれるかもしれない。
どこまでもポジティブ。果てしなく前向き。
あとこの部に足りないのは…顧問。お目見えは次週。
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★本日のTV放送【13:40~テレビ東京/午後のロードショー】
おー「闘う女たち」で綺麗にまとまった(タブンチガウ)。