『ねえ猫谷…、私がいない間、ポチ太とナニしてた?』
『ふ、服の中に入られたり…』
『ポチ太が自分から!? 事故じゃなく!?』
『う…うん』
『私がいない間、ポチ太とあんな事やこんな事を!ゆ、許さない!私がそれしてないの、許せない』
何を張り合っているんですか、犬飼さん。いやそれ以前に張り合う方向が間違ってませんか。
「犬になったら好きな人に拾われた。/第3話・こわがるネコ。」(2023年1月20日深夜TOKYO MX放送/木村佳嗣演出)
犬飼家に遊びに来た猫谷ミケはポチ太人間体の時のお隣さん。
何とか猫谷に気に入られて猫谷家まで行ければ、自宅は隣。自室に戻れれば犬化した原因が分かるかも。
…と思って犬飼さんが席を外した隙に猫谷きゃう~ん攻撃。しかし、猫谷は(名前から察しはつきますが)極度の犬嫌いでした。
泣くほどビビりまくる猫谷が実に可愛い。
ベッド上に逃げた猫谷ですが、壁にいたムカデが服の中に「お邪魔します」。
《噛まれでもしたら大変だ!》
大変ですよ、本当に。私昔、ムカデに噛まれて左手がドラえもんになった事があります。
薬飲んだり点滴したり。それでもリバウンドしたりで難儀しました。
あれ以来、キータッチは右手一本…すみません、言い訳です。
ムカデに気づいていない猫谷は廊下に逃げた拍子に景気よくすっ転んで意識朦朧。
この隙に服の中に入り込んで…。
原作ではブラズレ無しでしたが、こちら(ワンダフルver.)では左右共に元気一杯はみ出して(ありがとうございます!)。
何とかムカデ駆除に成功。気づいた猫谷に投げ飛ばされながらも、足やら擦りむいた膝やら舐めて敵意の無い事をアピール。
『あはははは、馬鹿、やめろよー!』
一件落着かと思いきや、この光景を般若の形相で睨みつける犬飼さんが。
あーヤバイ、目が完全にヤンデレ闇落ち。
やにわに廊下の角に左足の小指を叩きつけると、靴下脱いで…。
『私の足も舐めて』
舐めさせるために自傷行為まで! これは拒否できない。
ひと舐めで悶絶エビ反り痙攣絶頂。いやいくらなんでも感じすぎでしょ犬飼さん。
更に、ポチ太が猫谷の服の中にも入っていたと知るや、自分の服にも入れようと。
抵抗を試みるポチ太でしたが、必殺伎『ハウス!』の前に轟沈。
『猫谷、これが私とポチ太の絆よ。分かったかしら』
『こ、こんなんで、絆測れないだろう!』
猫谷さんが正しいと思います。
帰り際、猫谷がポチ太の頭を撫でながら、
『ムカデ、取ってくれてありがとね』
犬飼さんのブレーキが壊れて、猫谷の好感度が爆上がりした第3話でした。
エンディング実写かあ。「彼氏彼女の事情」以来かな。
★ご参考
★眺めのいい「おさんぽ」回はこちら。
★ムカデで思い出す映画と言えば…
☜ランキング投票です。ムカデなんか大っ嫌いだぁ!と言う方はワンポチを。
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