「危機一発」と並ぶ足技の攻防。　犬になったら好きな人に拾われた。 ♯7 - デストピア経典～曼荼羅畑でつかまえて（三代目）

『ポチ太はどう考えても私の犬でしょ。体毛の数19,016,238本、内茶色の毛が11,032,925本、舌の長さ6cm2mm、鼻を舐められると喜び、尻尾を秒間8回振り、耳の聴覚範囲は45mまで。興奮時の息遣いは…（恐ろしいので以下略）』

ヤンデレの実力と本性をまざまざと見せつけてくれる犬飼さんでした。

「犬になったら好きな人に拾われた。／第7話・ハウス対決」（2023年2月17日深夜TOKYO ＭＸ放送／森田侑希演出）

植物係の後輩・月城うさぎに「お持ち帰り」されたポチ太。

雨に濡れて発熱・昏倒した月城の服と下着を剥いで布団代わりの服を被せた所でポチ太につけた発信機を頼りに月城宅にやってきた犬飼さん（と猫谷）がこんにちは。

目の前にはほぼ全裸の月城とポチ太。

一般的に「修羅場」と呼ばれるシチュですね。

月城を介抱して一息ついた所で、ポチ太争奪戦再開。

互いに私の犬と主張して一歩も譲らぬ犬飼と月城。

あーこれはあれですね、大岡裁きのひとつとして名高い「子争い」。

ポチ太を奪い合うという構造なら「引き合う」のが普通で、サンドイッチおっぱいという態勢にはならないと思いますが、それは言わないお約束。

ふたりの胸に挟まれて窒息寸前のポチ太を救ったのは猫谷。

猫谷の提案で、どちらが飼い主に相応しいかを決める「ハウス対決」をすることに。

ポチ太がスカートの中に「ハウス」した方が勝ち…って

『こんなんで決めていいのかぁ。なぁ、ポチ太くん』

言い出したのお前やないかい。

迷いなく犬飼さんに近づくポチ太。

「負けてなるか」とパンツの中に骨玩具を仕込んで誘惑する月城。

骨に惹かれた訳ではなく、そんなものそんな所に突っ込んでうっかり奥まで入っちゃったらどうするんだ、という心配から月城に方向転換するポチ太でしたが、いやその前に…

何でそんなもの持ってるんだ月城？

お前犬なんか飼ってないだろ。何か別の目的に使っているのか。

「させるものか」と足で道を塞ごうとする犬飼さんに月城も足で対抗。