デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

【旧作関係者の思惑吹き飛ばして】ツイスターズ(の予告編)【仕切り直し続編】

「ツイスター」(1996年/ヤン・デ・ポン監督)の続編「ツイスターズ」の予告が公開されました。

前作は壊れかけ夫婦の寄り戻し作戦と手柄出し抜き横取り作戦というウルトラどーでもいいお話で、印象に残っているのは「牛の中空舞い踊り👇」だけという残念無双作でした。

※改めて牛のシーンをコマ送りで確認しましたが、視界をよぎる寸前の表情がすげーホラー。マジ怖い。

と言う訳で「続編?マジかよ!?」だったのですが、

・新作に前作出演者は一切からまず、
・お話の連続性もない。

という事か分かって一安心。

実は旧作関係者は続編づくりにいたくご執心だったようで。

主演のひとり、ビル・パクストンは、751人の命を奪った1925年のトライステート竜巻を現代風にアレンジし、複数の州を縦断する1つの竜巻に焦点を当てた続編を監督したいと考えていたようです。

プロデューサーのジェームズ・キャメロンの協力を得て、MPAAのR指定を受け、実際の竜巻が引き起こす被害をリアルに描くことを望み、3Dで撮影することを計画していました。

この映画は一時、『ツイスター3D』という名前で2012年夏に公開される予定だったのですが、予算上の都合で頓挫。更にパクストン自身が2017に亡くなった事で中止決定と相成りました。

もうひとり主演、ヘレン・ハントは、2020年7月、オクラホマ州の歴史的黒人大学(古くからアフリカ系アメリカ人学生の教育を目的としていた高等教育機関の総称)の科学チームがツイスターを止めるための発明をするというストーリーをユニバーサルに提案したそうです(監督も自身がやる想定)。

このアイデアは一時的に開発段階に入ったものの、2020年末までに却下され、最終的にキャンセルされたそうです(ヘレン・ハントの言による)。

結局、前作との関連(?)は、主演のデイジーエドガー=ジョーンズがロデオ大会の会場がツイスターに襲われるシーンで、ヘレン・ハントが演じたジョー・ハーディングと同じ衣装を着ていた、に留まりました。

左:ツイスターズ 右:ツイスター


予告を観る限り新作は、最新の観測手法を持つケイト・クーパー(デイジーエドガー=ジョーンズ)と古き良き手法(力業とノリ)のソーシャルメディアのスーパースター、タイラー・オーウェンズ(グレン・パウエル)が率いるふたつのチームが双子の竜巻(ツイン・ツイスター)に挑む、というお話のようです。


前作のような余計な確執がない事を祈っております。

あーでも脚本が「モーテル」、リメイク版マーターズ(どっちもレビューでボロクソ書いた)のマーク・L・スミスかぁ。過度な期待は禁物かも。

監督はリー・アイザック・チョン。全米公開は7月19日。日本公開は8月1日。

★予告編はこちら。

www.youtube.com


★日本版ポスターはこんな感じ。


★牛が主役の前作レビューはこちら。

 

★マーク・L・スミスの脚本作はこちら。

 

 

 

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