
『お願いだ神様、今だけでいい。この瞬間だけ、この俺に四ノ宮よりも亜白隊長よりも強い力をください!!』
それは盟友・古橋伊春を守るため、何より先輩・日比野カフカを怪獣に変身させないため。
『戦力最大解放!』
「怪獣8号/第7話・怪獣9号」(2024年5月25日テレビ東京放送/井端義秀演出)
ルーキーたちのデビュー戦となった相模原討伐作戦。本獣は隊長・亜白ミナが屠ったものの、その死骸から大量の余獣が出現。
古橋伊春とペアで掃討活動に入った市川レノですが、入隊試験会場に出現し四ノ宮を圧倒した謎の人型(頭部エリンギ型)怪獣と会敵。
指先から弾き出される弾丸のような衝撃波で伊春が負傷。事前にキコルから「射出前の予備動作」について聞いていたニノはギリギリのタイミングでこれを見切って回避。

無線は怪獣の妨害で通じない。何とか負傷した伊春を離脱させて救援依頼を…。
それはかつてカフカがレノに託したのと同じ指示。あの時、レノは通報後戻って間一髪カフカを助けましたが、伊春も…。
『いいかレノ、お前が俺を守るんじゃねぇ。俺が、お前を守るんだバカヤロー』
この過去をトレスしつつ、新しい関係を築いていくのいいですね。
伊春が攻撃して隙を作り、そこにレノが全力の一発をぶち込む。
神に祈ってありったけをぶち込むレノでしたが、弾幕の向こうから現れたのは余獣の死骸で作った肉の壁。
『あーその様子だとこれで、万策尽きた感じかな』
これまでの攻撃がハンドガンなら今度はまるでマシンガン。一瞬で蜂の巣になるレノ。

伊春も被弾。這うようにして掴んだ銃は弾切れ。万事休す。
『頼むよ神様…いや、鬼でも悪魔でもなんだっていい。レノを…俺の仲間(ダチ)を助けてくれ!』

神様は御多忙。代わりに願いを聞き届けたのは鬼の仮面と悪魔の身体を持った「怪獣」でした。
『死んでいイよ』という人型の後ろから囁くようにご挨拶。
『死ぬのは…てめぇだクソヤロー』

お約束とは言え、絶妙過ぎるタイミング。怒りの鉄拳炸裂。首もげ吹っ飛ぶ人型。
『遅くなってすまねえ』
≪ああ…俺は弱いな。こうならずに済むように、そう思ってたのに…結局また…この人に変身させてしまった≫

頭部を再生した人型が撃った衝撃波がたやすくカフカの身体にめり込んで…。
『そうか…お前はこんなもんをアイツらの体に何発も撃ち込んだんだな…』

静かな憤り。絶対許さんと言う怒気。アドレナリン急上昇。ヒーローもののお手本です。
人型の放つガトリングのような一斉射撃を咆哮一発で弾き返し、一気に距離を詰めて北斗百裂拳のような連続パンチ。

咄嗟に張った死骸の壁も一瞬で引き剝がし…。

ATフィールドを引き裂いた初号機のようだ。
距離を取らせず修復の隙を与えず。
『核は胴体にあるんだろ。ぶち抜くから歯食いしばれ』
おお、これは上条当麻先生の
『歯を食いしばれ最強。俺の最弱はちっとばかり響くぞ』
的な決め台詞。

核(コアだと使徒、ネウロイと被るので日本語?)が露出するところまで追い詰めましたが、斑鳩小隊(レノ、伊春の所属部隊)の介入で隙が出来て取り逃がしてしまいました。
カフカ自身も現場離脱。人目を避けた路地裏に入り込んだところで、嫌ぁな人と遭遇。
『ようやくしっぽ掴んだで…怪獣8号』
第3部隊副隊長・保科 宗四郎。室町から続く怪獣討伐の家系。小型中型の怪獣相手なら隊長のミナより「分がある」男。
『リミッター解除許可申請』

今回はエリンギ頭の人型怪獣(怪獣9号)との会敵、レノ・伊春の信頼と友情、9号との戦闘(ボコられて瀕死)、危機一発カフカ到着→9号を圧倒するものの核破壊寸前で取り逃がし→保科副隊長と遭遇して戦闘開始という熱い見せ場の波状攻撃でした。
保科副隊長、半端なく強そうですが、果たして…。
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★本日5月28日は「花火の日」
1733年(亨保18年)のこの日、隅田川の両国橋付近で水神祭りの川開きが行われ、(当時大流行したコレラ犠牲者の)慰霊を兼ねた花火が打ち上げられました。「両国川開きの花火」の始まりです。
天平が大量の火薬と共に壮絶な自爆を遂げる最終回をどうぞ。
★本日のTV放送【13:40~テレビ東京/午後のロードショー】