
『何なんだ、この豪快なフラれっぷり。そう言えば、世の中にはこいつみたいな女を表す言葉がある。八奈見杏菜(やなみ あんな)、そう、こいつこそ…《負けヒロイン》だ!』
幼馴染発・滑り台行。残念無双な敗北ヒロイン見本市。
「負けヒロインが多すぎる!/第1話・プロ幼馴染 八奈見杏菜の負けっぷり」(2024年7月13日深夜TOKYO MX放送/北村翔太郎演出)
温水和彦(ぬくみずかずひこ)、ラノベがあれば友達不要な達観した高校1年。
今日も独りファミレスでお気に入りの新刊ラノベを読み耽っていたら突然の修羅場(激しい痴話喧嘩)に遭遇。
しかも怒鳴り合っているのは同じクラスの八奈見杏菜と袴田草介。

どうやらつい最近転校してきた姫宮華恋(ひめみやかれん)に袴田が乗り換えて八奈見が身を引いている(こんな所で油売ってないで華恋ちゃんを迎えに行ってあげなさい!)と言う状況らしい。
一足先に店を出た(華恋の元に走った)袴田を見送った八奈見はあろうことか袴田の使っていたストローを口に含むという未練にもほどがある暴挙に。
これは何も見なかった事にしようとしたら、しっかり目が合ってしまった。

他人の振りも最早これまで。何とか目を逸らそうとしましたが、向こうから移動越境強制相席。
己が境遇を涙ながらに語り出したと思ったら、山盛りポテト勝手に追加(更にスイカパンケーキと豚しゃぶサラダうどんまで頼んだ事が後日判明)、挙句金がないときやがった。

建て替えた分を翌週返してくれる…約束でしたが、いつの間にやら対物供与に強制軌道修正。建て替えた金額相当に達するまでお弁当を作ってくれることに。

袴田と別れた(そもそもつき合ってもいないので単なる不戦敗なのですが)後も袴田と姫宮華恋の「友達」としてカラオケやら勉強会やらにつき合わされ二人のイチャラブを特等席で見せつけられる八奈見は正に負けヒロインの鑑と言えるでしょう。

初回では八奈見に続く負けヒロイン候補として、陸上部の焼塩檸檬(やきしおれもん)、文芸部の小鞠知花(こまりちか)が登場。

お話の本道はあくまで負けヒロインたちの負けっぷりを描くことで、主人公は観測者。決して負けヒロインズのハーレムに君臨するわけではないようです。
この距離感が保てれば、中々にいい感じに捻りの加わったラブコメになるような気がします。
おまけ
では主人公に理解者はいないのかと言うといます。完全無欠の理解者「妹」が。
温水佳樹(ぬくみずかじゅ)。和彦の2つ下。印象としては「おくさまが生徒会長」の新倉あやね(生徒会書記。佳樹も中学では生徒会にも属しているらしい)と同じ箱(画像下左右が新倉)。

結論:妹さえいればいい。
★新倉の可愛さを堪能したい人はこちら。