【揉めないEより揉めるC？】時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん＃5【チラ見せこそ正義？】

『全ての兄は妹の着替えに遭遇するものでしょうが！』

『２次元ならな！このオタク脳が！』

庶務として生徒会に加わり、アーリャのパートナーとして会長選に立候補することを決意した久世政近。

勢いで吐いてしまった恥ずかしいにも程がある台詞を思い出しながら悶絶帰宅したら待っていたのは全裸実妹・周防有希（すおうゆき）でした。

「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん／第５話・それぞれの決意」（2024年7月31日TOKYO MX放送／金成旻演出）

アニメでは周到な「風呂上りばったりイベント」を画策しておりましたが、コミカライズでは一歩進んで「入浴中ばったりイベント」。

『という訳でサービスショット。いや～ん❤』

『誰に向かって言っている？』

ここは何としても兄として威厳ある一言を放っておかなければ。

『有希、この際だからこれだけは言っておく。“全見せ”はかえって萎える。チラリズムこそが正義だ』

落ち着いた所で改めて、生徒会に入ること、会長選はアーリャを推す（つまり有希とは組めない）ことを告げると、

『お兄ちゃんがアーリャさんに寝取られたぁ！』

ジャンプ絶叫。

『くっそー、このオッパイ星人め！私のCカップじゃ満足できなかったと言うのか!? アーリャさんのEカップ（推定）に誑（たぶら）かされおって～』

『カップ数とか生々しい事言うんじゃねえ！』

『冷静になれよブラジャー！いやブラザー！揉めないEカップより揉めるCカップの方が断然いいだろうが！』

どっちも揉んではいけません。

この風呂上り兄妹コントと翌朝の寝起きドッキリ兄妹コントでAパートまるまる。正しい時間配分だと思います。

Bパートはその日の学校風景。ロシア語とは言え告白まがいの一言を投げてしまった（当然、政近にはその意味が伝わっている）アーリャも意識しまくり寝不足悶々。

体育の授業でバレーボールが政近の後頭部直撃（真後ろから飛んできているので完全にサーブミスのフレンドリーファイヤー）。

体育館外で休憩していたら心配してやってきたアーリャが髪ゴム止め直し脇チラ。

（何ィ！脇チラだと!? 貴様、狙っているのか!? 有希、こういう事だぞ。やはりチラリズムこそが正義だ！）

水分補給のため水飲み場に行けば水飲むアーリャに妙なエロチシズムを感じてしまい、頭から水浴び。

よっく頭が冷えた所にアーリャ姉のマーシャ登場。

濡れた政近にタオル被せてごーしごし。限られた視界一杯にマーシャの胸が。

『体操着っていいものだったんだなぁ…』

前回のちょっとシリアスな展開を横殴りに薙ぎ払うフェチ祭り。いやこのバランス感覚こそラブコメの本領。

放課後の生徒会では、生徒会の恫喝＆武力制圧担当副会長・更科茅咲（さらしなちさき）が初登場。

交際中の生徒会長・剣崎統也（けんざきとうや）と絡むとただのバカップルになるのが微笑ましい。

ようやく主要メンバーが顔をそろえました。

今回のEDは、MONGOL800の「小さな恋のうた」。

『からかい上手の高木さん』第9話・第10話エンディング、『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』エンディングなどラブコメ鉄板（ヒロイン熱唱）のラブソング。前回の「ハレ晴レユカイ」に続くビッグタイトルでした。