
『これは村の決まりやねん』
『な、何のためにこんな事してんすか?』
『なんやかんやも規則やさかいしゃーないやろがい!? そやろ? 校則かてそうやろがい。髪の毛染めたらアカンとかシャーペン持って来たらアカンとか。うちはそういう決まりなんや。おかんに言われんかったか? よそはよそやって。それやで。あーまぁしゃーないわな。うちの村に入って来てんから』

村の名前は龍切村。美味しい肉が喰える村。
「黄龍の村」(2021年/阪元裕吾監督)
ノリで生きている陽キャのグループがキャンプ地に向かう途中の山道でパンク。お約束で電波届かず、山中彷徨っていたら吊り橋の向こうに村発見。

渡りに船と助けを求めたら、地頭が来たかのような大歓待。しかし…、
という田舎の村に迷い込んだ若者のグループや旅人が酷い目に遭う鉄板にして王道のフォーマット。

問題は捻り方…なのですが、よく見りゃ若者グループの中に明らかに「陽キャ」じゃない男が3人。そのうちの一人に見覚えが…
あー君「最強殺し屋伝説国岡」の国岡じゃん! 髪型変わっているから気がつかなかったよ。
よくよく確認したら監督も一緒。つまりそーゆー作風という事か…なんて思っているうちにあれよあれよ。
一言で言えば…

駄目な人は冒頭の「陽キャな日常」シーンでリタイアかもしれません。
ここを乗り切っても村人の良く言えば垢抜けない、正直に言えば素人臭い(つまり下手。しかも何故か関西弁な)演技についていけないかもしれません。
個人的にはこの「自主の佃煮」みたいな雰囲気が割とお気に入り。
「最強殺し屋伝説国岡」が大丈夫な人は大丈夫です(66分という小粒な作りですし)。
村人に神様として祀られているオビンタワラ様がマヌケなスパイスでした。
★併せてどうぞ。
★旅人歓待皆殺しと言えば、
★邦画でぶっ飛んだ村と言えば、
★最近のアニメではこれですかね。