本日9月4日は「クラシック音楽の日」。
より多くの人にクラシック音楽に親しんでもらうことを目的に、日本音楽マネージャー協会が1990年(平成2年)に制定しました。
日付は「ク(9)ラシ(4)ック」の語呂合わせから。
クラシックはサントラとして活用される事も多く、中にはオリジナル曲のような嵌り具合になるものも。
超有名どころ(かつ私のお気に入り)を思いつくまま並べると、
- 「ツァラトゥストラかく語りき(冒頭)」(リヒャルト・シュトラウス)from「2001年宇宙の旅」
- 「ワルキューレの騎行」(ワーグナー)from「地獄の黙示録」
- 「ボレロ」(ラヴェル)from「愛と哀しみのボレロ」
- 「我汝に呼ばわる主イエス・キリストよ」(バッハ)from「惑星ソラリス」
- 「トッカータとフーガ」(バッハ)from「ローラーボール」
とかになりますが、今回はちょっと違う視点から印象深いクラシック曲をひとつふたつみっつ。まずは、
「月光」(ベートーベン)from「バイオハザード」(PS1版/HDリマスター版)
いきなり飛び道具ですみません。
本棚移動させて楽譜入手して、グランドピアノ前でジルが使う(演奏する)と隠し扉が開くというギミック。
レベッカはへたっぴなので練習の時間が必要。クリスに至っては「クリスでは弾けない」と全面拒絶(PS1版。HDリマスター版ではチャレンジするも玉砕)。ゴリラにピアノは似合わないですね。
アニメでクラシックと言えば「エヴァンゲリオン」。TV版第24話の「交響曲第9番第4楽章」(ベートーベン)は圧倒的でした。旧劇場版(春エヴァ)の「カノン」(パッヘルベル)、同じく夏エヴァの「G線上のアリア」(バッハ)も染み渡りました。しかし、印象一番はやはりこれ。
「レクイエム~怒りの日」(ヴェルディ)「新世紀エヴァンゲリオン劇場版シト新生」(の予告編)
予告のインパクトとしては過去最高かもしれません。
〆はこちらで。
「交響曲第8番」(マーラー)from「涼宮ハルヒの憂鬱/第14話(2009年版では第6話)・涼宮ハルヒの憂鬱Ⅵ」
現実世界に見切りをつけてしまったハルヒがキョンだけを連れて作り上げた閉鎖空間。その空間を打ち壊す謎の巨人。
このまま二人は新世界のアダムとイヴになるのか? 現実に還る手立ては…。問題はこの世界を作ったハルヒ自身が現実への帰還を望んでいない事。
長門の示した唯一のヒント「Sleeping Beauty」。
『俺、実はポニーテール萌えなんだ。いつだったかお前のポニーテールは反則的なまでに似合っていたぞ!』
創造主ハルヒの作り出した閉鎖空間に現れた破壊神。しかし、その破壊すら創造のために通過儀礼。
創造と破壊を彩るマーラーは実に荘厳。
その神々しい異常性を打開する手段がベッタベタのラブコメイベント(眠り姫を目覚めさせる鉄板のお約束)というアンバラスさが素敵です。
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