デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

【俺だけが(私だけが)】大正偽りブラヰダル~身代わり花嫁と軍服の猛愛 ♯3【知っていればいい】

『(俺が)堅物かは妻だけが知っていればいい』

そうそう、夫婦の事は夫婦がわかっていればいいんです。

「大正偽りブラヰダル~身代わり花嫁と軍服の猛愛/第3話・新婚―俺だけが知っていればいい」(2024年10月20日深夜オンエア版TOKYO MX放送/佐々木純人演出)

祝福の言葉ひとつなく家を追われた麻子と木戸の新婚生活。

何と麻子は料理経験ゼロのポンコツ妻でした。


それでも文句を言わず食べきる木戸。飯の焚き加減はギリ合格。

木戸は麻子を連れてデパートへ。何かと思えば、

『妻に似合う服を見繕ってくれ』

着せ替え麻子。


店の外で麻子が本屋に目線を走らせたのに気付いた木戸は本屋に入って本購入。

恐らく服を買ってもらうより嬉しかったであろう麻子ですが、そこに現れた木戸の同僚がイチャモンを。

『おやおや、木戸大尉が女連れとはな』

『本なんか抱いて頑固そうな娘だ。まともに子供が産めるのか?木戸のような堅物にはお似合いだな』

これまでなら間髪入れず手を出していた麻子ですが、それよりも早く木戸が麻子を抱き寄せDEEP KISS。

『(俺が)堅物かは妻だけが知っていればいい』


『木戸の妻としていずれ立派な子を孕んで見せましょう!』

勢いで啖呵を切ってしまった麻子ですが、木戸はこれを称賛。

『軍人の妻らしく気高かったぞ、麻子』


『その顔も、俺だけが知っていればいい』

そのまま抱き寄せお床入り(儀式としての体裁はさておき)。


てっきり前回「開通」しているものと思っておりましたが、あれは素股だったんですね。今回が正式。


子供を産むだけの道具として貰われたと割り切っていたはずなのに、木戸に溺れていく麻子。


ぎこちなくも互いを労わる「夫婦」になっていく二人。

僧侶枠ではありますが、実は凄く真面目な作品なのでは、と思い始めています。

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★ご参考~わかっていればいい夫婦。

 

 

 

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