アイアン・メイデンの初代(正確にはメジャーデビュー後初代)ボーカリストのポール・ディアノがお亡くなりになりました。
10月21日。イングランド南部ソールズベリーの自宅にて。66歳。
デビューアルバム「鋼鉄の処女」は以前ご紹介しているので、今回はセカンドアルバムを。
キラーズ/アイアン・メイデン
KILLERS/IRON MAIDEN(1980)
改めてタイトルチューンの「キラーズ」のライブアクトを1980年と2022年で見比べてみました。
見た目、声質、歌唱、全てが変わってしまい、とても同一人物とは。
スリムでパンキッシュで殴りつけるような80年(マジかっちょいい)、車椅子の上で巨体を持て余しオリジナルを壊しながらも伸びやかに歌う22年。
80年の再現を望む人は複雑な心境になるかもしれませんが、これが今のポールなんだと思うしかありません。
ブルース・ディッキンソンがアイアン・メイデンをワールドワイドに押し上げたのは間違いないですが、やはりメイデンと言えばディアノです(好みだけで言えば、ディアノ→ブレイズ・ベイリー→ディッキンソンです)。
9月16日にはディアノの日本公演が告知されておりました。
同27日にはベスト・アルバム『The Book of The Beast』のストリーミング配信が開始。
日本公演が実現すれば雄姿を拝む最後のチャンスとなるでしょうから、足を運んでみようかと思っておりましたが叶いませんでした。
謹んで哀悼を。
★ご参考
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