『わたくしへの不満は御尤もでございます。しかしながら、旦那様は仕事も家庭も大切になさる立派なお方です!』
『貴様!女の分際で歯向かうか!』
『女ではなく、私の妻です』
麻子と両親の関係も大概でしたが、慎太郎と父親の関係も最悪でした。
「大正偽りブラヰダル~身代わり花嫁と軍服の猛愛/第6話・軋轢―女ではなく私の妻です」(2024年11月17日深夜オンエア版TOKYO MX放送/神原敏昭演出)
熱海新婚旅行を終えた麻子と慎太郎に下った慎太郎父からの呼び出し。
どうやら慎太郎さん、熱海で陸軍大臣閣下の酒を断り、途中退席してしまうというアナーキー&フリーキーな振る舞いをしてしまったようで(それだけ麻子の元に帰りたかったのでしょう)。それが父上の耳に入っての呼び出し。
更に未だ孕まぬ麻子をなじり(現代劇でやったら大炎上必至)、そんな女を選んだ慎太郎を無能呼ばわり。
キレた麻子が口答えして親子の溝は一層深いものに。
これでどちらの家からも放逐同然になってしまった二人ですが…。
聞けばもう20年以上、この状態だという。
ならば、せめて私だけでもこの人を甘やかせてあげたい。
『む、胸の音を聞くと落ち着くらしいです。私の音はいつでも聞いてくださって構いませんからね』
菩薩ですね、麻子さん。
堪らず抱き上げていつもの5割増し(当社比)で口づけを交わす慎太郎。
目的は慎太郎を甘やかす事。自分だけが気持ちよくなってはならないと自制する麻子ですが、無用な心配と一蹴した慎太郎が攻めに転じて。
持ち上げ被さり一層深く。
そのまま一気に。
慎太郎と父の間に横たわり蟠(わだかま)る軋轢に関しては次回。
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※放送は「スピード」です。