11月29日放送予定だった「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅤ 豊穣の女神篇」第9話が「制作上の理由により」放送延期になりました(基本、各局とも1週間の順延)。
制作上の都合…このワードが出て来たら、それ以上詮索しないのがファンの嗜み(鉄道の「人身事故」アナウンスに黙って納得するのと一緒)。
こういう時の対処で多いのは「前週エピの再放送」ですが、ダンまちは太っ腹です。
3期のOVAを(放送時間に合わせてちょろっとカットして)大放出。
「オラリオに温泉を求めるのは間違っているだろうか ~おふろの神様フォーエバー~」(2021年4月28日発売/野上良之演出)
1期のOVAも「ダンジョンに温泉を求めるのは間違っているだろうか」でしたからね。ダンまちOVAと言えば「温泉」です。
突如、オラリオに出現した温泉施設『天然温泉・お風呂の神様ケヒトの湯』。
薬効灼(あら)たかと評判で、ヘスティア・ファミリアらも揃って湯治へ。
しかし、施設の真下はダンジョンの第1階層。つまり空洞。天然温泉など湧き出るはずがありません。何か仕掛けがあるはず…。
そもそも「ケヒトの湯」は極貧のミアハ・ファミリアのナァーザが企画・設計したものをお風呂の神様ケヒトが横取り(借金のカタに没収したとも言う)して建てたもの。
天然温泉という虚偽宣伝の実態を暴こうとするミアハ・ファミリアの暗躍とこれに巻き込まれたベル、ヴェルフ、そして何故か積極的に絡もうとする野次馬ヘルメスのドタバタ絵巻です。
色々口惜しがっている人達。
本編のシリアスさが弾け飛ぶ完全コメディ仕様で、旧「うる星」とか「このすば」と同じ箱。
ABEMAとAT-Xでは完全版を放送。
温泉もので「編集版」と「完全版」と言われたら当然「あんなもの」や「こんなもの」が見えたり見えなかったりなバージョン違いを想定してしまいますが、単純に放送枠の都合だけだったみたいです。
そうは言っても温泉回。入浴シーンはふんだんに。湯気や光に頼らない「構図」で勝負したシーンの数々をご覧ください。
この流れるようなカメラワークと障害物の移動と挿入。
通りすがりの一般女子とシルさんのラッキースケベ(シルの正体が分かった今となっては)これはベルではなくシルのラッキースケベでしょう)。
★折角なので曼荼羅畑を彩ったお薦め温泉回もどうぞ。
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