
本日12月17日は「飛行機の日」。
1903年(明治36年)のこの日、アメリカ・ノースカロライナ州において、ライト兄弟がライトフライヤー号(Wright Flyer)で、動力飛行機の初飛行に成功しました。
飛行機はアクション映画の花形。つい短絡的に「飛行機選手権」とかやってみたくなりますが、裾野が広すぎ。
映画に登場する飛行機と言えば、本流・亜流取り混ぜた「エアポート」シリーズに代表される民間旅客機。ライト兄弟からはイメージ的にちと遠い。
一次二次大戦時の軍用機も魅力的ですが、今回は現代アクション映画で画になるセスナ/複葉機にスポットを当ててみましょう。
まずはセスナ。狭義には「セスナ・エアクラフト・カンパニー」製の飛行機を指しますが、ここでは小型軽飛行機全般ということで。
セスナの見せ場はひとつしかありません。「墜落」です(2番目が「激突」)。
大抵はセスナに乗り込んだ若者が「どこだよ、ここ?」な所に墜落して、九死に一生を得たものの、その後「あの時、死んどけば良かった」と後悔するような酷い目に遭う、というのが鉄板の流れ。
「アメリカン・ゴシック」あたりが代表例ですが、墜落のシークエンスを余すことなく描き切った作品と言えばイーライ・ロス監督の「グリーン・インフェルノ」でしょう。

錐もみ反転、天地が逆になって吐瀉物が頭上に流れ、翼がもげ、後方座席が機外に投げ出され、着陸と同時にフロントグラスぶち破った樹がパイロットの顔面をスクイーズ。

地獄の一丁目に相応しい墜落でした。
複葉機のお気に入りは何と言ってもピーター・ハイアムズ監督の「カプリコン・1」とドン・シーゲル監督の「突破口」。
どちらも主人公が脱出と反撃に使う農薬散布機です。
「カプリコン・1」は、カメラマン、ピーター・ハイアムズの面目躍如な大空中戦。高低差を手玉に取った「吸い込まれそう」なカメラワークです。

対して「突破口」は対乗用車の地上戦。操縦テクニックだけではない「駆け引き」が堪能できます。

CG以前の撮影と編集をお楽しみください。
おまけ
複葉機でオールドファンが最初に思い出すのはヒッチコックの「北北西に進路を取れ」だと思いますが、引用するのは恐れ多い(←あまり好みではないと言っています)ので、「うる星やつら」第118話「堂々完成!これがラムちゃんの青春映画」から、パロディシーンを。

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